絶対条件

山梨では、インターハイ予選の真最中！

男子・女子共にファイナリストが出そろいました。

県ジュニアで優勝した池田捺未と準優勝だった佐藤玲杏の2人が、今回のインターハイ予選では、ベスト８で対戦してしまい、どちらかが代表権を落とさなければならないドローとなってしまいました。

大接戦を予想した軍配は、玲杏に上がり、しかも６－０のスコア！！

1ポイント1ポイント競り合うものの今日に関しては、終始チャレンジャーだった玲杏が少しだけ捺未を上回りました。

2人には、同じ事を教えているので、同じスタイルのプレーヤー同士が戦うと良くあるパターンです。

そして、準決勝は、玲杏が昨年の新人戦で０－６でボコボコにされてしまった航空学園の名取笑と対戦し、９－８（７）の大接戦をものしました。

特に前半はとても緊張していて、練習の半分以下の実力しか出す事が出来ず、プレースタイルでは完全に相手に上回られていた感じでしたが、練習量と最後まであきらめない気持ちが相手を上回った事で、紙一重の勝負に勝つことが出来ました。

今日のこの試合を観戦し、思った事は、たとえどんなに実力の差があったとしても自分を信じて常に前向きに戦い続ける事が出来れば、追いつき、追いこす事が出来る。

低年齢であればあるほど自分をコントロールする事が難しいのですが、強くなる最低条件として、自分の不甲斐無いプレーに対して、落ち込んだり、腐ったりしない事だと思います。

なんでだよ！全然上手くいかねーよ！！

と思ったまま次のプレーに入ったら、またその次のプレーもミスをする確率は高くなるでしょうし、その逆にミスをしてしまった事に対して意欲的に挑戦して修正していく事が出来れば、自然と自分のプレーを取り戻して行くことでしょう。

これは、強くなってくための絶対条件だと思うので、未来のあるジュニア達は是非実行してほしい！

っていうか、テニス選手として最も大切な事だと思います。

明日は、シングルス・ダブルスの決勝戦。

玲杏・捺未　頑張れ～！！