ローマからのメッセージ

ローマから、嫁映子からのメッセージが届きました。

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今夜は友人のイタリア大使夫人と、オペラエアとdegustation のカルチャーイベントに行ってきました。もう、最高。またローマに恋に落ち、ここから離れられない、「危険性」を感じています。(笑)

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Aventinoの古い600年の教会の庭で行われたのだけど、ローマのパノラマ景色が唖然とするほど美しく、そこに夕日もあって、そこにプロセッコや食事。そして、なんといっても、オペラ。何言っているのか分からないのに、感情で歌われる歌は心を思いっきり揺さぶらせてくれるというか・・。ローマの鐘が1時間おきに鳴り、もう、映画の世界です!!!

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自分の感覚とはほど遠いほど美しくて、それがこんなに身近にあって。600年の教会と言われても、ピンとこなくて、でもその存在感はやっぱりかなわないぐらいあって。ここまで知識のない自分がここにいて良いのだろうか、と。でも、大使夫人、「私も最初の2年間は全てに感動していた。映子さんを見ていると、初心を思い出します。」と。

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いつか私もこういう素晴らしいものに、慣れたい。自分の一部にしたい。映里もつれてきたいなぁ、と思うけど、「興味ない」と言われ。ま、そうだよなぁ。

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この街は、なんか私にとんでもないものを簡単に魅せてくれるよ。でもそれがまだ私のものと思えないから、希望と夢がある。いつか、いつか大使夫人のように、若い子をこういうイベントに連れて行って、「私も昔はそうだった。」と言ってみたいなぁ。

20ユーロで、憧れるような世界に2時間入れた。また行こうと思っているの。今度は、興味ないと言われても、映里を連れて行ってあげたい。きっと何かを感じ、自分の人生の一部にするはず。

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息子大樹は、テニス留学先のスペインで明日の中国語のテスト勉強頑張っていました。一緒に付き合って12時まで起きていました。

嫁映子、娘映里はローマ、息子大樹はスペイン、僕が日本と家族離れ離れではありますが、それぞれが夢に向かって全力なので、寂しい気持ちをチャレンジする気持ちの方が遥かに上回って充実感が溢れ出ています。

誰かのために生きるのではなく、自分達の進化のために生きて、それを家族で共有出来ている事に幸せを感じています。

バモス!!


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