今日はある出来事がありました。
2週間前、ITAに小さな事務所があるのですが、その事務所に大きな石が投げ込まれていて
窓ガラスが2枚割れてしまった事がありました。
心当たりとしては、ガラスが割られる数日前に小さな石を事務所へ投げ込んだ少年を目撃したことがあるだけで他に手がかりはありませんでした。
その少年が今日事務所の前を通りかかったので、数日前に石を投げつけたことがあるかと尋ねたところ
正直に『投げてしまいました!』と答え、申し訳なさそうに泣きながら『ごめんなさい!』と誤ってくれました。
理由を尋ねてみると少年の通っている小学校で『いじめ』にあってむしゃくしゃして石を投げたらガラスに
当たって割れてしまったということでした。
本人も本当に反省している様子で泣きながら誤るので一瞬、いやそうとう心が揺るぎましたが、ここは本人のためにも心を鬼にして2度とこのようなことをしないでほしいという意味も含めて本人の親に伝える事にしました。
でも、こちらからは連絡をしないので少年本人から自分の両親に話をすることを進めたところ、やっぱり
両親はとても怖いらしく『それだけはお願いします。』と精いっぱいの声で頼まれて困ってしまいましたが
なんとか本人に自分のやってしまった事は自分で解決する大切さを理解してもらい家に帰って自ら今回のことを打ち明ける事を進めました。
少年を見送った後、本当に連絡してくるかは賭けでしたが、それから数分後、その少年と母親が一緒にすっ飛んできて誤ってくれました。
少年は、きっと家で相当怒られたのでしょう!そして、その時になって事の重大さに気が付き心から
反省している様子でした。
ガラスを割られてしまって災難でしたし、その少年がした事は決して許されることではありませんが、
自分のやってしまった事をクラブ側にも、多分世の中で一番恐れている両親に自ら告白した勇気は
たいしたもので偉かったと思います。
時代が変わってどんなに間違っていたり、悪い事をした子供達を正すチャンス与えないルール社会が
進む中、今回の出来事は少し希望を与えてくれた出来事でした。
正直者だった少年の今後の人生にエールを送りたいと思います。
がんばれ少年!!