写真は、昨年のjapan-openでプロカメラマンの安藤晃氏が撮影したものです。
来る、5月13日から18日、福岡県飯塚市にてジャパンオープンが開催される。ITFが主催する大会で、最もグレードの高い「スーパーシリーズ」に位置づけられており、世界4大大会の一つがこのジャパンオープンとなる(その他の3大会は、オーストラリアンオープン、USオープン、ブリテッシュオープン、以上がグランドスラム大会)。
2008年度大会の見どころは、なんと言っても、国枝慎吾選手の3連覇。ダブルスでは、斎田・国枝組の2連覇なるかというところ。今年は、北京パラリンピックイヤーということで、世界のトップが集結し、激しい賜杯の争奪戦となることは間違いなし。
打倒、国枝選手の中には、世界No2のロビン・アマラーン選手(オランダ)や、昨年度の決勝で涙を呑んでいる、世界No3のステファン・ウデ選手(フランス)。勿論、泣く子も黙る、日本の車いすテニス界の「重鎮」斎田悟司選手も、2002年の優勝以来6年ぶりの賜杯奪回を虎視眈々と狙っている。
一方、女子は、この5年間負けなしの、エスター・ヴェガー選手(オランダ)を、誰が倒すことができるのかが焦点となるであろう。順当にいけば、エスター選手の優勝は固いところだが、「打倒エスター」筆頭選手の、世界No2のコリー・ホーマン選手(オランダ)がどこまで、彼女を追い詰めることができるかが期待される。この2人による、最近の数試合は、非常に試合内容が緊迫しており、昨年度のUSオープンでは、エスターが数年ぶりにセットを落としている。
また、日本のエース、八筬美恵も賜杯を目指し、一昨年、昨年と2年連続ベスト8の壁を破って、今年こそオランダの城壁に手をかけたいところである。
その他、今大会は各国の若手もエントリーをする予定。フランス、オランダ、ベルギーなどの10代の選手達が、「打倒国枝選手」を目標にどれだけの成長を見せてくるのかも面白いところ。
いずれにせよ、近年の車いすテニスのレベル進化は眼を見張るものがある。世界の兵が福岡に集結し、最高のパフォーマンスを見せるその日まで、とんでもなく待ち遠しい。
この素晴らしい大会を、車いすテニスファンの方に限らず、多くの方々に是非とも「生」でご覧いただければと思っています。
皆さん、是非とも「飯塚」に足を運んでください!宜しくお願いいたします。
コメント
丸山コーチ、齋田選手を「泣く子も黙る」はないでしょう!!!
重鎮にはもちろん異論はありませんが、「泣く子も笑う暖かく大きな齋田選手」に訂正してもらえませんか?
宜しくお願いいたします。
そうでないと齋田選手が泣いてしまうかも・・・
去年仕事で、行けなくて1年間待ちに待ちました!!
(あと2ヶ月、待ちきれない。。。)
今年は絶対応援に行きます!!
初めて生で見る車いすテニス。
楽しみにしてるので、頑張ってください。
テニス好き親父さん、まっちーさん、コメントありがとうございます。準備をしっかりして、最高のパフォーマンスができるよう、選手共々がんばります。