写真の右端は、ITFジュニアランキング13位で、アルゼンチンジュニアと南アメリカNo1でもある、VAZQUEZ-VALENZUELA, Juan君(17)です。
さすが、素晴らしい身体と才能に恵まれています。IDTCの中で、全てのサポートが受けられる選手が2名いますが、その内の1人です。顔はまだまだあどけない表情をしていますが、一度コートに立つと素晴らしいアスリートに変わります。
日本のジュニア選手と比べると、考え方が非常に大人であり、自分をしっかり持っています。自分の意見をしっかり持ち、それをコーチに伝えるためのコミュニケーション能力を持っています。
以前にも、国枝選手との練習について記載したと思いますが、自分の感覚を持ったうえでコーチとコミュニケーションがしっかりできると、練習内容が研ぎ澄まされていくということを紹介したと思いますが、この能力はトップに登る為の大切なツールだと思います。
また、練習中も絶対に足が止まりません。常に動いています。これも本当に大切なことかと思います。以前、ナショナルコーチの村上武資さんとお話しする機会がありました。その時、村上さんは杉山愛選手のお母様(杉山選手のコーチ)から、
「Tennis is Hit & Move」
と伺ったようです。
これはテニスをプレイする上で本当に大切にした言葉だと思いますし、これは杉山選手の「信条」であり「真情」だと思います。
この言葉に対して当然の如く、感銘を受けたと同時に今でも大切にしているものです。
今日からもう一つ付け加えようと思います。
「Tennis is move & mind」
頭に動きを覚えさせる(記憶させる)こと。何万球とボールを正しく打ち、頭と身体に記憶させること。常に多くの器官に感じていること。常に意思があり意識があること。知力や知性があること。このようなことを一括して言うと、上記のような考え方に辿り着きます。
新たな発見とともに、小生の挑戦は一生続くことでしょう。
コメント
「Tennis is Hit & Move」に加えて、
「Tennis is move & mind」
説得力のあるお話です。
まさに「丸山哲学」ですね。
心も体も動きの鈍くなった中年には日頃の生活にも通じるものです。
丸山コーチ
SANWAジュニアは4歳から常に足を動かしています。
是非Singaporeにも来てください。。お待ちしています。。