進歩=結束力

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写真は、昨年度夏にジュニア達が獲得した、数々のトロフィーや賞状です。

小生の仕事は、国枝選手もさることながら、ジュニアの育成に力を入れている。また、ジュニアチームの責任者として、若いコーチ達も小生のことを信じて、チームが一つに団結できてきたように思う。

この1年は、チームの活性化のために死に物狂いで、同じ目標を掲げそれに向かって、お互いが自分の意見を言い合って、今のチームが出来上がってきている。

自分が自分の置かれている立場に集中するため、オンコートでは、自分の存在を消せば若いコーチが引き立つと思いそれを信じての1年間であった。

これは、それぞれの若手コーチの色を観ることができたので、それはそれで良かったのではないかと感じている。

しかし、最近思うことは、自分の色を消しながら周りを活かそうとしてチームの活性化を図ろうとしても、自分にストレスを感じすぎてしまうことに気付いた。ましてや、これでジュニア選手も含めて何かしらの結果が出なかった場合、チームとしては最悪の事態に陥ることになってしまうと感じる。

進歩には、「多様性と矛盾」が必要と思われる。それは国枝選手と共に歩んだ8年間がそうであったかのように、ありとあらゆる切り口を探し、矛盾と言われることに対して正々堂々と向き合い、リスクを負い続け粘り強く、成功への扉を開いていったことにある。今の自分の行動は、「リスクを負わないように」ではなく、「リスクを負わない方が怖い」のである。

もっと、自分の色を出してチームをまとめていきたいと強く思っていると同時に、そうすべく行動をしていくために、自分に対し「鬼」になるべきだと思う。

「運命というものは努力した人に偶然という橋をかけてくれる」ということを、何かで聞いたことがあるが、「思い切りの良い」チームリーダーでありたいと思う。

そして、チームとして「結束こそ力」をモットーに、強いチームを作っていきたいと思う。

コメント

  1. メリージェーン さん : 2010.06.21

    リスクは保留には出来ない。守備か攻撃の二者択一。どちらを選ぶかは永年の経験値から来る嗅覚が決める。頑張って下さい。

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