お陰さまで単複優勝しました。シングルスは開催以来、勝ち続けての4連覇。ダブルスは2008年度以来2年ぶり2回目の優勝です。
1st Setは立ち上がりが悪く、4-4まではどちらにもチャンスがありました。しかし、最後の2ゲームをしっかり取り切りました。この2ゲームは非常に上手い取り方をしたため、自分の本来のリズムが戻り、2nd Set は、怒涛の如く相手に1ゲームも与えず、4連覇を成し遂げました。貫録を見せつけた内容でした。(スコアは64・60)
ダブルスは、1st Set こそ順調に進みましたが、2nd Setはミスが増え、更にチームワークも乱れセットを落とします。ファイナルはスーパータイブレークです。6-6から9-6にし、9-8まで追いつかれますが、最後は10‐8で押し切りました。(スコアは62・57・10‐8)
本当に素晴らしい内容と、素晴らしい記録に対して、心からおめでとうと伝えました。この1週間は、彼と生活を共にしていたので、多くのプレッシャーが彼に圧し掛かっていたことは本当に良く分かっていました。
最終日の今日も、彼に伝えたことは「原点を見失わない」ということを、戦術の面で伝えました。
今まで幾つもの常識という名の呪縛を解き放ち、荒野を駆け巡ってきましたが、やはり、大切な時に役に立つことは、国枝テニスの「原点」と向き合っていることが大切なのです。
今大会も、勝つことを目的とせず、自ら厳しい課題を課して、それに対して最後まで挑戦し続けたと思います。理想とする6~7割はできたと思いますが、まだまだ、納得のいく状況ではないと判断していると思います。
彼が本当に目指す目標・・・それは、パラリンピック2連覇。
それを成し遂げるために、丁度、中間地点を通り過ぎたところです。
全ての道は「ロンドンへと続く・・・」、我々にとっては、やはり通過点。安易な道を選ばず、何が起こっても、真っ向勝負で一歩一歩「夢」に近付いていきたいと思います。
大会期間中は、多くの日本の方々に応援していただきました。また多くの方々から応援メッセージをいただきました。この場を借りて、皆々様方には感謝いたします。
ありがとうございました。
コメント
おめでとうございます。インターネットで得点をつけて、一セットは5-4から10ゲーム目の40-30から取って、慎吾の調子が出てきましたね。二セット目は、相手のサービスをすべてブレイクして、勝ちましたね。丸山さん、お疲れ様。
優勝おめでとうございます。最高の結果の陰にある努力。国枝選手、丸山コーチをはじめ関係スタッフの皆さまに拍手ですね。いつも感動を頂きありがとうございます。
マル
先日は練習前に失礼しました。
単複優勝おめでとうございます!
「通過点」ですね。
更なる進化を期待しています!