2011 Japan open ④

CIMG8500.jpg

本日の結果

齋田選手VSKURUAMAI選手6361
国枝選手VSMOSSIER選手6160
藤本選手VS眞田選手3646
本間選手VSWEEKES選手0616

Best4入りは、齋田選手と国枝選手です。

「スピード勝負」

21世紀は「スピードの時代」。インターネットで、国内に居ながら、海外の情報がタイムリーに入ってくる。その時、その場所で、何が起こっているのかすぐに情報が分かってしまう。食事においては「早い安い旨い」、スポーツ界においても、フルマラソンのタイム、100mのタイム、全てが時短を目指している。
また、大人が子供にかける言葉ひとつとっても、「早く大人になれよ」と話している姿を目にする。

テニスにおいても同様に、単にミス待ちをしている時代はとうの昔に過ぎ去っており、相手にいかに時間を与えないかを勝負している。選手は、考える時間が無い中で「即断即決力」が求められている。

時間とは永久に過ぎ去り、決して戻ることのないもの。お金で買えないもの(高速道路は時短をするために時間をお金で買っているか・・・)である。

人生は、生きる時間が限られている。同じように、選手人生も、現役で活躍できる時間が限られている。
アスリートは、限られている中で、どのように過ごし、どのように結果を出していくのか?ということの勝負をしている。魔法のように、すぐに成果を出し、結果を出すことなど到底あり得ない。

今ある自分の状況は、今ある状況も大切だが、「将来に対する投資時間」としても、捉えていなければならない。この両立がスピードに対する対応だと思う。

「勝つ」選手は、即断即決できる。あえて即断即決することにより、自分の「感性」を研ぎ澄ましているのだろう。

常に準備しておくこと。準備段階ですでに勝負がついているということを忘れないことが、どんな世界でも勝負に生き残っていく大きな要因だと思う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。全て必須項目となります。