2011 Japan-open③

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久しぶりに齋田&国枝のダブルスを観戦!いつ見てもシビレます。

試合結果

齋田選手VS三木選手6260
齋田&国枝VS生田&河本6060

久しぶりの齋田&国枝のダブルスに感激をしてしまいました。内容的にはまだまだですが、いよいよロンドンに向けて、スタートした実感が湧いてきました。

さて、今日は「新陳代謝」について語ります。

今、世界の車いすテニス界に訪れつつある現象。それは「新陳代謝」である。特に、今後3年間で目まぐるしい変化が訪れることと思う。

ヨーロッパを中心に世界の車いすテニスの勢力分布が広がっていくことであろう。正直な話、やはり欧米のスポーツの歴史とアジア諸国のスポーツの歴史には雲泥の差がある。

しかしながら、日本は、その世界の強豪国と肩を並べるほど、車いすテニスの人口の多さもさることながら、各々の技術レベルが非常に高い。

これは、この10年間世界のツアーを選手と共に回ってきた中で感じる、小生の嘘偽りのない感想である。

特に今回のJapan-openは、それぞれの選手が自分のプライベートコーチを連れて大会に臨んでいる。
数年前まではこのような光景は見られなかったことであり、小生としてはこの光景は、多くの意味で日本車いすテニス界のレベルの高さを物語っていると思う。

このような意味においても、世界情勢の変化は勿論のこと、国内情勢も一変して行くだろう予測がつく。

したがって、車いすテニス選手も然ることながら、選手達を指導するコーチ達の本当の意味での質が今後の数年間でトップレベルに踏ん張れるのか否かの答えに辿り着いていくと感じる。

「車いすテニス」の先進国であるこの国は、このスポーツを発展させていくために、これに関わる人間全てが、世界から注目を浴びているという認識をしたうえで、誤った見方をされないために「いつでも日本代表」の一人として自分を見立て、行動や言動も含めた、より質の向上を目指していかなければならないと感じている。

「新陳代謝するほど、新しい人材が育っていない・・・」などと、間違っても言われないように肝に銘じておきたい。

アスリートとアスリートコーチの矜持にかけて・・・

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