2011 RG 4 初戦

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試合中の国枝選手

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試合終了後、コートから出ると大勢の人達にサイン攻め・・・メディアも海外含めて数社に待ち構えられる・・・フレンチでの国枝人気は不動です

コーチとしては、今年のAUS-Openより緊張もせず、「笑顔」で国枝選手の試合を観戦できました。

結果は61・76(4)

今朝の練習では、身体に疲れが残っていると言いながらも、ショットはこちらに来てからの練習では一番良いボールを打っていました。そういった意味では、選手もコーチも張り詰めていたわけではなく、普通にプレイができていれば、間違いない・・という感覚で試合を迎えることができました。

試合前は、ロッカールームで作戦を確認し、いざ本番・・・

1st-Setは、相手の立ち上がりも悪く、全ての流れが国枝選手にありました。少しサービスが同じコースへと偏っていましたが、要所でエースも奪い、順調な立ち上がりでした。

2nd-Setは、相手も早いタイミングで攻撃してきました。

また、国枝選手も色々なコースへ散らすことができなかったため、相手に先を読まれた感じもありました。

タイブレークも、メリハリが効いた組み立てではなく、全体的に「ボヤっと」した内容でした。

試合後に伝えたことは、

①意識してオフェンスモードに気持ちを入れていくこと。

②試合の中で感じることの「相対的な自信」と「絶対的な自信」を素早く決定していくこと。

これらのことに対して敏感にならなければ、「自分にとって大切な事の優先順位」がつけられないということを伝えました。

その点は、試合をしながら自分でも感じたということを国枝選手は言っていました。

試合中は、全て自分で掴むことを考えなければ、相手主体で試合をしていると、勝ちの流れが感じられないからです。

相手のダブルフォルトでポイントを取ったところで、次もダブルフォルトを待っていては、勝利の女神はほほ笑んでくれません。

それが、試合で勝ちぬく秘訣の一つです。

自分の意志をしっかりと提示し表現することが、自分の将来を良い方向に切り拓く要素なのです。

明日のSFは、「ワンギアアップ」のための作戦を立てていきます。


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