仙台は「名取」の街です。昨年末ぐらいの写真なので、今はもう少しよくなっているのかな?
でも、そんなには大きく変化していないでしょうか・・・いろいろな意味で、傷跡は何も癒えていないはずです。
昨年の「3.11」以降は、本当に「東北」のことを考えて1年が過ぎたという感じです。私自身は、僅かばかりの義援金を送ることと、ありったけの「テニスウェア」を知人や、団体に送らせていただいた程度で、何をできたわけではありません。でも、「思う」ことは1年を通じ続けてきました。
朝一番で、東北で再起を図るコーチに連絡を入れ、「生かされている命を大切に、共に夢を達成しよう!」と改めて、自分に対しても言い聞かせました。
さて、今日は「千葉県ジュニア大会」へと観戦に行きました。試合前に放送が流れ黙祷が行われ、大会が始まりました。
先週末に、「結果」よりも「内容重視」と出場選手全員に伝えました。大切なことは、自分を進歩させることが何よりも尊いことであることを、一刻も早く知ってほしかったのです。
当然ですが今日の結果では、何人かのジュニア達が笑い、何人かのジュニアが泣きました。
会場では、泣いたジュニアの何人かには、試合後のアドバイスで、改めて自分を進歩させていくことが、生きていく意義であるという話をしました。
今まで積み重ねてきたものは、正しいか?間違っているか?ということを考えても、いづれにせよ時が解決し、時が答えを導いていきます。
遠回りでも、無駄なことでも、やってみるという行為が進歩につながっていくと思います。「無駄を省く」ことも大切ですが、無駄に考え、無駄に行動することが、力になっていく源でもあると私は思います。
「考えることを学ぶ」ということは、「対応力」をつけていくことだと思います。
テニスは「状況判断力」のスポーツです。
ジュニアの時代に、無駄に考え、無駄に行動していくことで、考えることを学び、対応力を磨き、ひいては無駄を省いていくことにつながっていくと考えます。
簡単ではないから、テニスは面白く、魅力のあるスポーツなんですね。
県ジュニアは、3月末まで続きます。
選手達には、ベストを尽くして試合に臨むことだけを強く希望し、応援を続けていきます。
コメント
いつも心温まるブログありがとうございます。私達自身も一年が経過し少しずつ再起しています。もちろん丸山コーチがおっしゃる通り大変な方や悲しみを胸に抱えているかたは沢山います。夢と目標を持ち続け元気を分けれるようなコーチになりたいと思います。今後ともご指導、宜しくお願いします。