2014ローランギャロスにて、初出場の三木選手と共に・・・この選手もある時、決断をした選手です。
自分が決断しなければならないときは色々なタイミングで訪れる。
身近なところの代表格では「買い物」。
本当に必要として買うのか、ほしいという衝動に駆られて買うのか、皆が持っているから買うのか・・・・いろいろ判断基準はある。
また、ストレスが非常にかかる代表例としては、転職や自分の生活に大きな変化を及ぼすなどの自分の運命を決めなければいけない決断がある。
これに関しても、自分はどうしたいのか?という判断基準で決めていくだろう。
つい最近自分にも訪れた決断でもあった。
先日、私の友人から「独立」を考えているという連絡が入った。色々話を聞くと、独立を考えるようになったきっかけもはっきりしている。
まだ右も左もわからない若造が言い出したことではない、(とは言いつつも、私もまだそんなこと言える世代でもないと思っている・・・)とても本気度が感じられた。
私は僭越ながらアドバイスをさせていただいた。
色々と話したが、最終的には「この時点で自分の心は決まっていると思う。だから、自分が思った方向に・・・そして、想いが込められている方向に進むことが大切なのでは・・・」と伝えた。
彼はどちらを選択するにせよ、自分が決めた運命の準備を行っていくと思う。同時に、その責任を果たしていくと思う。
責任感のある人間だからこそ、絶対にそのようにしていくと思う。
自分の運命を変えるチャンスは色々なタイミングで訪れる。
我々の世代は、100メートルトラックを走っているとすると、もうそろそろ最終コーナーに差しかかる局面を迎える時期。
一番波乱が起こる場所、それは最終コーナーだと思う。
自分はコーナーで抜け出せるタイプなのか?それとも最後の直線で抜け出せるタイプなのか?自分を良く知っておかなければ、ラストスパートはかけられない。
「決断」とは、それだけ運命を変えるだけのパワーと勇気を与える神聖なる儀式であると思う。