31日、米国・ニューヨークのフラッシングメドウで行われている、全米オープン女子シングルス3回戦で、世界ランク8位、第9シードのリー・ナ(30歳、中国)は、同89位のローラ・ロブソン(18歳、英国)と対戦し、4-6、7-6(5)、2-6のスコアで4回戦進出を逃した。
2回戦で同25位で第23シードのキム・クライシュテルス(30歳、ベルギー)を破り、勢いに乗るロブソンに対して、第9シードのリー・ナは、前哨戦のシンシナティの大会で優勝し、こちらも好調を維持しながら3回戦に進出してきた。
試合は、ロブソンがキレのいいファーストサーブと力強いストロークで、リー・ナを追い込み第1セットを先取した。後がないリー・ナは、第2セットに入ると力強いストロークで応戦するが、ロブソンを崩し切れず、タイブレークでもつれ込む接戦で、このセットを奪う。しかし、ファイナルセットに入ると、ロブソンの動き、ショットのキレが、リー・ナを圧倒し、6-2のスコアで18歳の新星ロブソンが4回戦進出を決めた。
ロブソンの4回戦の相手は、同7位、第7シードで昨年のチャンピオン、サマンサ・ストーサー(28歳、オーストラリア)。
全米オープン
女子シングルス
4回戦
ローラ・ロブソン vs サマンサ・ストーサー[7]
3回戦
○ローラ・ロブソン(英国) 6-4 6-7(5) 6-2 ●リー・ナ(中国)[9]
2回戦
○ローラ・ロブソン(英国) 7-6(4) 7-6(5) ●キム・クライシュテルス(ベルギー)[23]
1回戦
○ローラ・ロブソン(英国) 6-3 7-6(6) ●Samantha Crawford(米国)
※カッコ[ ]内数字はシード順位