1日、米国・ニューヨークのフラッシングメドウで行われている、全米オープン男子シングルス3回戦で、世界ランク18位、第17シードの錦織圭(22歳)は、同13位で第12シードのマリン・チリッチ(23歳、クロアチア)と対戦し、3-6、4-6、7-6(3)、3-6のスコアで惜しくも敗退し、3回戦で姿を消した。

1回戦からストレート勝ちの錦織と、すべてフルセットを戦い、勝ち上がってきたチリッチとの対戦となった3回戦。試合は、チリッチのスピードのあるファーストサーブと、キックするセカンドサーブに苦しめられた錦織は、チャンスを見出すことができずに、2セットを連取されてしまう。

第3セット、チリッチに第3ゲームをブレークされた錦織だったが、続く第4ゲーム、チリッチに疲れが出始めたのか、ファーストサーブが安定しなくなったところを得意のリターンで攻め、ブレークバックに成功し、そのままタイブレークをものにして、セットカウント1-2とした。

波に乗りたい錦織だったが、逆に第4セットの第4ゲームでサービスゲームをブレークされてしまう。なんとかチリッチのサーブを攻略しようとするが、第9ゲーム、チリッチサービスの40-0からのリターンをネットにかけ、ゲームセット。錦織は3回戦で敗退した。

全米オープン

男子シングルス

3回戦
マリン・チリッチ(クロアチア)[12] 6-3 6-4 6-7[3] 6-3 ●の錦織圭[17]

2回戦
錦織圭[17] 6-2 6-2 6-4 ティム・スマイチェク(米国)

1回戦
錦織圭[17] 6-1 6-2 6-4 Guido Andreozzi(アルゼンチン)

※[ ]内の数字はシード