セリーナ・ウィリアムズ(テニス)

セリーナ・ウィリアムズ(テニス)第4シードのセリーナ・ウィリアムズ(アメリカ、4位)が、全米オープン準々決勝で、第12シードのアナ・イバノビッチ(セルビア、13位)を、6-1、6―3、わずか58分で下して、ベスト4に進出した。

セリーナは、第1セット第2ゲームでブレークに成功すると、第6ゲームもダウンザラインへのバックハンドストロークを決めてブレークし、25分でセットを先取した。

時折、イバノビッチは、深いストロークで応戦して、見せ場をつくるものの、第2セット第3ゲームで、セリーナがクロスへ深くフォアリターンを打ち込むと、イバノビッチは、返球することができずブレークを許した。

「セリーナのサーブがすごくて、リターンに苦しんだ」と試合後にイバノビッチが語ったように、セリーナは、サービスエース12本を含む26本のウィナーを叩き込み、ファーストサーブでのポイント獲得率は90%に達した。

「動きがよく感じた。速く動けて、気持ちが高ぶったし、気分が良かった。安定していたしね」

こう試合を振り返ったセリーナは、準決勝で、第10シードのサラ・エラニ(イタリア、10位)と対戦するが、いよいよ2008年以来4度目の全米オープン優勝が見えてきた。

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※写真は、準々決勝でイバノビッチを58分で破り、ベスト4入りを果たしたセリーナ・ウィリアムズ