[ニューヨーク 5日] テニスの四大大会最終戦、全米オープンは5日、男子シングルスの試合を行い、今大会後に引退を表明している元世界ランク1位のアンディ・ロディック(米国)は4回戦でフアンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)に7─6、6─7、2─6、4─6で敗れ、13年のキャリアに終止符を打った。
涙を浮かべたロディックは、「テニス人生で初めて言葉に詰まっている」とコメント。「子供の頃から、みんなが今座っているその観客席で観戦し、歴代の王者たちを眺めるだけで幸せだった」と語った。
このほか4回戦では、第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が勝ち上がった。
準々決勝では世界ランク1位で第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)は第6シードのトマーシュ・ベルディハ(チェコ)に6─7、4─6、6─3、3─6で敗れる波乱。第3シードのアンディ・マリー(英国)はマリン・チリッチ(クロアチア)に勝利し、ベスト4に進出した。
※写真:テニスの四大大会最終戦、全米オープンの男子シングルス、今大会後に引退を表明している元世界ランク1位のアンディ・ロディック(写真)は4回戦でフアンマルティン・デルポトロに敗れた。
(ロイター)