[ニューヨーク 7日] テニスの四大大会最終戦、全米オープンは7日、女子シングルス準決勝を行い、第1シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)は第3シードのマリア・シャラポワ(ロシア)に3─6、6─2、6─4の逆転勝利を収め、決勝に進出した。
シャラポワとアザレンカがそれぞれ圧倒したそれまでの2セットとは違い、両者が一歩も引かない展開となった第3セット。アザレンカがこのセットで唯一のブレークチャンスをものにして勝利を収めた。
ことしの全豪オープン決勝で圧勝した相手のシャラポワを下し、全米ではベラルーシ出身選手として初の決勝進出を果たしたアザレンカは、シャラポワが最初から厳しいところをついてきたと述べ、「何とか自分のリズムを見いだそうとして全力で食らいついた。その結果、立て直すことができた」とコメントした。
もうひとつの準決勝では、第4シードのセリーナ・ウィリアムズ(米国)が第10シードのサラ・エラニ(イタリア)を6─1、6─2で下した。
※写真:テニスの四大大会最終戦、全米オープンの女子シングルス準決勝で第1シードのビクトリア・アザレンカ(写真)は第3シードのマリア・シャラポワに逆転勝利を収め、決勝に進出した
(ロイター)