8日、英国・ロンドンで開催されているパラリンピック・車いすテニス男子シングルス決勝戦で、世界ランク3位で第2シードの国枝慎吾は、同1位で第1シードのステファン・ウデ(41歳、フランス)と対戦し、6-4、6-2のストレートで下して、2連覇を達成した。
対戦相手のウデとは、過去に29回対戦し、23勝6敗と大きく勝ち越している国枝だが、互いの戦術を知り尽くした中での戦いは、どちらが勝ってもおかしくない状況だった。
試合は国枝が第1セットを、6-4で先取すると、第2セットは勢いに乗った国枝が終始ウデを圧倒し、6-2のスコアで勝利して、前回の北京に続いて金メダルを獲得した。
※写真は、男子シングルス決勝で勝利し、金メダルを獲得した国枝慎吾
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ロンドンパラリンピック
男子シングルス
決勝
○国枝慎吾[2] 6-4 6-2 ●ステファン・ウデ(フランス)[1]
準決勝
○国枝慎吾[2] 6-2 6-2 ●Ronald VINK(36歳、オランダ)[4]
準々決勝
〇国枝慎吾[2] 6-0 6-2 ●Michael JEREMIASZ(フランス)[7]
3回戦
○国枝慎吾[2] 6-0 6-2 ●David PHILLIPSON(英国)
○Gustavo FERNANDEZ(アルゼンチン)[5] 3-6 6-4 6-1 ●眞田卓[12]
2回戦
○国枝慎吾[2] 6-0 6-0 ●Nyasha MHARAKURWA(ジンバブエ)
○Adam KELLERMAN 6-3 6-2 ●齋田悟司[13]
○眞田卓[12] 4-6 6-3 6-3 ●Thomas MOSSIER(オーストリア)
1回戦
○国枝慎吾[2] 6-0 6-0 ●Rafael MEDEIROS(ブラジル)
○齋田悟司[13] 6-2 6-0 ●Alexander JEWITT(英国)
○Gordon REID(英国)[9] 6-1 6-2 ●三木拓也
○眞田卓[12] 6-1 6-2 ●Steve BALDWIN
男子ダブルス
3回戦
○Michael JEREMIASZ/Stephane HOUDET(フランス)[1] 6-3 6-1 ●国枝慎吾/齋田悟司[5]
○Robin AMMERLAAN/Ronald VINK(オランダ)[2]1-6 6-2 6-3 ●三木拓也/眞田卓[8]
2回戦
○国枝慎吾/齋田悟司[5] 6-2 6-3 ●Adam KELLERMAN/Ben WEEKES(オーストラリア)
○三木拓也/眞田卓[8] 7-5 7-5 ●Suthi KHLONGRUA/Suwitchai MERNGPROM(タイ)
1回戦
○国枝慎吾/齋田悟司[5] 6-3 6-1 ●Gustavo FERNANDEZ/Agustin LEDESMA(アルゼンチン)
○三木拓也/眞田卓[8] 6-0 6-1 ●Gamini DISSANAYAKE/Upali RAJAKARUNA(スリランカ)
※[ ]内の数字はシード順位