9月15日(土) デ杯 ワールドグループ・プレーオフ 日本対イスラエル戦。
勝ったチームは2013年のデ杯はワールドグループでプレーができ、負けたチームは地区大会(日本の場合はアジア・オセアニアゾーン)でプレーしなくてはいけない。
初日1勝1敗のあと、ダブルスが行われた。
日本の伊藤竜馬/杉田祐一のペアーは雁行陣でイスラエル・ペアーに対して臨み、第1セットを取ったが、2008年のオーストラリアン・オープン優勝、今年もATPツアーのダブルスで優勝しているイスラエルペアーは日本ペアーのダブルスに慣れてくると大事なポイントで実力を発揮した。
伊藤/杉田組も最後の最後のポイントまで頑張ったが力尽きた。
1勝2敗の日本はもう負けられない状態、最終日の第一試合は両国のNO.1プレイヤー同士の戦い。
果たして日本のNO.1錦織圭の出場はあるのだろうか?
<ダブルス>
●伊藤竜馬/杉田祐一 7-5 3-6 3-6 1-6 ○ジョナサン・エルリック/アンディ・ラム
「相手はコテコテのダブルスプレーヤー、僕たちはストロークプレーヤー。
そこを生かし普通のダブルスにならないようにしたい。」と言っていた日本ペアー。
第1セット、5-5、
次のサーブをしっかりとキープ、日本ペアーは第1セットを取った!
第2セットに入るとイスラエルペアーは日本の作戦に慣れてきた。
第4ゲームで杉田のサーブをジュースの末にブレークする。
ブレークに成功したイスラエルペアーだが、ラムがメディカル・タイムアウトを取る。
右足を痛めたらしい。
「普段の大会ならリタイアする」と言う状態だったが、デ杯なのでとプレーを続ける。
「勝つためにやってきた。そのためにベストを尽くす準備はできている。」と言っていたイスラエルチーム。
サービス・ゲームでは積極的に前衛が動き、ポーチなどで日本ペアーを翻弄する。
日本ペアーのサービス・キープにプレッシャーがかかる。
第2セットは第4ゲームのワン・ダウンだったが。
第3、第4セットには2ブレークされて残念ながら敗戦した。
後のない日本は最終日2勝しないとワールドグループに残れない状態だ。
まだ当日券あり、応援に行こう!
チケット情報などの詳細は 日本テニス協会 デ杯日本対イスラエル戦
データー:
デ杯 ワールドグループ プレイオフ
日本対イスラエル
開催日:2012年9月14日(金)~16日(日)
開催地:有明コロシアム
日本 1-2 イスラエル
14日(金)
○添田豪 6-2 6-4 3-6 6-4 ●ドゥディ・セラ
●伊藤竜馬 3-6 2-6 4-6 ○アミル・ワイントラウブ
15日(土)
●伊藤竜馬/杉田祐一 7-5 3-6 3-6 1-6 ○ジョナサン・エルリック/アンディ・ラム
16日(日) 最終日 午後1時試合開始
第1試合 錦織圭? vs ドゥディ・セラ
第2試合 添田豪 vs アミル・ワイントラウブ
ライブスコア
<ワールドグループ準決勝、主なプレイオフの結果>
<ワールドグループ準決勝>
スペイン 2-1 アメリカ
○D Ferrer(ESP) 46 62 62 64 ●S Querrey(USA)
○N Almagro(ESP) 64 46 64 36 75 ●J Isner(USA)
●Granollers/Lopez(ESP) 36 63 57 57 ○ブライアン兄弟
アルゼンチン 1-2 チェコ
○del Potro(ARG) 64 64 62 ●R Stepanek(CZE)
●J Monaco(ARG) 16 64 61 46 46 ○T Berdych(CZE)
●Berlocq/Schwank 36 46 36 ○Berdych/Stepanek
<主なワールドグループ プレーオフ>
ドイツ 1-2 豪州
●C-M Stebe(GER) 62 36 46 67(4) ○B Tomic (AUS)
○F Mayer(GER) 75 63 62 ●L Hewitt(AUS)
●Becker/Petzschner 36 26 62 67(4) ○Guccione/Hewitt
オランダ 1-2 スイス
●de Bakker(NED) 36 46 46 ○R Federer(SUI)
●R Haase (NED) 36 63 36 67(4) ○S Wawrinka(SUI)
○Haase/Rojer 64 62 57 63 ●Federer/Wawrinka
(記事 塚越 亘 写真 鯉沼宣之 テニスジャパン)