15日、東京都江東区の有明コロシアムで、デビスカップ・ワールドグループ・プレーオフの日本対イスラエルが行われ、2日目のダブルスで、伊藤竜馬(24歳)と杉田祐一(23歳)のペアは、ジョナサン・エルリック(35歳)とアンディ・ラム(32歳)のペアと対戦し、7-5、3-6、3-6、1-6のスコアで敗退した。
「いいスタートを切るように指示が出ていた」という日本ペアは、その指示通り第1セット、第1ゲームをブレークに成功し幸先良いスタートを切った。
第4ゲームで杉田のサービスゲームをブレークされ、ダブルスのスペシャリストを相手に、日本ペアはなかなか打開策を出せないまま進むが、第11ゲームのエルリックのサービスゲームをブレークし、7-5で日本ペアが先取。
しかし、第2セット以降、「こちらは後ろに二人で下がって、得意のストロークで相手を押し込んで、ポイントを奪う作戦だったが、後半から徐々に攻めが単調になった」と、杉田が試合後語ったように イスラエルペアが前で壁のように立ちはだかり、二人のストロークは、逆に相手ペアのネットプレーに押し込まれる結果となって、第2セット3-6、第3セット3-6とイスラエルペアに連取されてしまう。
完全に流れはイスラエルペアになり、日本ペアは攻めようするが、「第3セットに入ってから、サーブが安定しなくなり、それが悪い流れを作ってしまった」と伊藤が述べたように、流れを引き戻すことはできず、第4セットも1-6で奪われて敗れてしまった。
ダブルスの敗戦で日本は1勝2敗となり、あとがなくなった状況で明日、シングルスの2試合を行う。
※写真は、デビスカップ2日目のダブルスでイスラエルペアに敗戦した伊藤/杉田ペア
デビスカップ・ワールドグループ・プレーオフ
2日目
ダブルス
○ジョナサン・エルリック/アンディ・ラム 5-7 6-3 6-3 6-1 ●伊藤竜馬/杉田祐一
1日目
シングルス1
○添田豪 6-2 6-4 3-6 6-4 ●デュディ・セラ
シングルス2
○アルミ・ワイントラウブ 6-3 6-2 6-4 ●伊藤竜馬