1日、東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園で行われている、楽天ジャパン・オープンのシングルス1回戦で、世界ランク184位の守屋宏紀(21歳)は、同16位で第9シードのスタニスラス・ワウリンカ(27歳、スイス)と対戦し、5-7、6-4、4-6のスコアで敗退した。
守屋は、前週のマレーシア・オープン1回戦で、同50位のロビン・ハース(25歳、オランダ)に勝利し、2回戦では、第1シードのヤンコ・ティプサレビッチ(28歳、セルビア)と対戦し、負けはしたが接戦を繰り広げ、確実に自信をつけて今大会に臨んだ。
試合は、第1セットを8本のサービスエースを浴びせてきたワウリンカに、守屋が5-7で落としてしまう。しかし、第2セットに入ると、ワウリンカに対して互角以上の戦いを見せ、第9ゲームをブレークすると、6-4のスコアでこのセットを奪い、セットカウントをイーブンにする。
ファイナルセットに入って、先に守屋はブレークを許し、主導権をワウリンカに握られてしまう。最後まで諦めないプレーで会場を沸かせた守屋だったが、挽回できず4-6で落としてしまい、1回戦突破はならなかった。
楽天ジャパン・オープン
シングルス
1回戦
○スタニスラス・ワウリンカ(スイス)[7] 5-7 4-6 6-4 ●守屋宏紀