錦織圭(テニス)

錦織圭(テニス)[東京 6日] 男子テニスの楽天ジャパン・オープンは6日、東京・有明テニスの森公園でシングルス準決勝を行い、世界ランク17位で第8シードの錦織圭マルコス・バグダティス(キプロス)を6─2、6─2で下し、日本人選手では同大会初の決勝進出を果たした。

錦織がツアー大会で決勝に進出したのは昨年11月のスイス室内以来で、通算4回目。錦織はこの日の出来を「100点満点で80─90点」とし、「日本で今までいいプレーができなかったが、自分のベストの試合ができてうれしい」と述べた。

もう1試合は、世界ランク15位で第6シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)が前回王者で第1シードのアンディ・マリー(英国)に6─3、6─7、7─6で競り勝った。

今季3回目の優勝を目指すラオニッチは「錦織は今週、好調だし、素晴らしいことを成し遂げられる選手」とした上で「冷静に、自分の持ち味を発揮できれば優勝できると思う」と自信をのぞかせた。

※写真:男子テニス・楽天ジャパン・オープンのシングルス準決勝で、錦織圭(写真)はマルコス・バグダティスを6─2、6─2で下し、日本人選手では同大会初の決勝進出を果たした

(ロイター)