土居美咲(テニス)

土居美咲(テニス)
12日、大阪の靱テニスセンターにて開催されている世界ツアー大会、HPジャパン女子オープン(ハードコート)の大会5日目、女子シングルス準々決勝が行われた。

世界ランク123位の土居美咲(21歳)は、同58位のシャネル・シェパーズ(28歳、南アフリカ)と対戦し、2-6、6-1、6-3で逆転勝利をおさめ、自身初となるツアー4強入りを果たした。

第1セットは、ラリー戦でも土居のミスが目立ち、シェパーズに3度のブレークを許し、2-6で奪われる。

続く第2セットでは、ムーンボールやスライス、そして得意のフォアの強打でラリーに緩急をつけ、シェパーズに流れを渡さずに、土居が6-1で奪いイーブンにもどす。

そして迎えた第3セット、序盤かたさの見られた土居は、最初のゲームをシェパーズにブレークされ、2ゲームを連取されたものの、その後、3度のブレークに成功し、6-3で最終セットを取り勝利。試合時間は1時間37分だった。

続く準決勝で土居はヘザー・ワトソン(20歳、英国)と対戦する。

土居美咲(テニス)試合後の会見で土居は「自分としても良いテニスができたと思うし、初めて4強入りできてうれしい。ここまで来たら自分のテニスをしっかりやるだけ」と喜びと準決勝に向け抱負を語った。

また対戦相手のワトソンについては、「そこまでパワーがあるという印象はないけど、しっかりボールをコントロールしてくる選手。まだ試合は続くのでしっかり準備して明日に備えたい」と述べた。

写真は、HPオープン準々決勝で勝利し自身初となる4強入りを決めた土居美咲、クリックで拡大

HPオープン

シングルス
準々決勝

土居美咲 2-6 6-1 6-3 ●シャネル・シェパーズ(南アフリカ)