クルム伊達、ワトソン(テニス)

クルム伊達、ワトソン(テニス)
12日、大阪の靱テニスセンターにて開催されている世界ツアー大会、HPジャパン女子オープン(ハードコート)は大会5日目、女子ダブルス準々決勝が行われた。

クルム伊達公子(42歳)/ヘザー・ワトソン(20歳、英国)組は、青山修子(24歳)/ミーガン・モウルトンレビイ(27歳、米国)組と対戦し、7-6(7)、6-1のストレートで勝利し準決勝進出を決めた。

タイブレークまで、もつれた第1セットで、セットポイントを握られた、クルム伊達/ワトソン組だったが、このポイントをしのぎ、第1セットをもぎ取ると、第2セットは、第1セットの勢いそのままに5-0まで一気に持っていった。

青山/モウルトンレビイ組も、意地で3ゲーム奪取するも、最後はクルム伊達/ワトソン組に軍配が上がった。1回戦同様、クルム伊達とワトソンは抱き合って準決勝進出を喜んだ。

準決勝でクルム伊達/ワトソン組は、第2シードのアナベル・メディナガス(30歳、スペイン)/チェン・ジー(29歳、中国)組と対戦する。

クルム伊達(テニス)
試合後の会見でクルム伊達は、初めて組んだワトソンについて「初めて組んだパートナーですが、試合中の分析も考え方もスマートですし、良い状況のときも、流れが悪いときも、若い選手ですが冷静に分析できる選手なので、連携がとりやすい」と語った。

また楽天オープンで優勝した錦織について「ただただ、すごいと思う。錦織君もすごいですが、トップ100に男子選手が3人いるという状況がすごいと思う。50位台の添田君も半端ではなくすごいと思う。その後に竜馬君がいて、男子テニスにとって、すごく良い時期だと思う」と語った。

クルム伊達は前回大会ではダブルスを制しており、今大会でも連覇が期待される。

クルム伊達、HPオープンダブルス準決勝の見どころはこちら
http://www.kimiko-date.com/tourreports/hpopen121013/

HPオープン

ダブルス
準々決勝

○クルム伊達公子/ヘザー・ワトソン(英国) 7-6(7) 6-1 ●青山修子/ミーガン・モウルトンレビイ(米国)
写真はHPオープンダブルス準々決勝で勝利したクルム伊達公子(左)とヘザー・ワトソン(右)