アンディ・マリー(テニス)

12日、中国の上海で開かれている、上海マスターズのシングルス準々決勝で、世界ランク3位で第3シードのマンディ・マリー(25歳、英国)は、同41位のラデク・ステパネク(33歳、チェコ)と対戦し、4-6、6-2、6-3のスコアで逆転勝利を収め、4強入りを果たした。

第1セット、ステパネクはサービスゲームからリズムを作り出し、6-4のスコアで先取する。しかし、第2セットに入ると、マリーの逆襲がはじめまり、セットの序盤にステパネクのサービスゲームをブレークすると、第8ゲームもブレークし、このセットを取ってイーブンにした。

ファイナルセット、第3ゲームをステパネクがブレークし、ゲームの主導権を握るかと思われたが、直後の第4ゲームをマリーがブレークし、互角の展開が続く。しかし、スライスを使いながらストロークに緩急をつけて戦ってきたステパネクだったが、第8ゲームをラブゲームでブレークされると、続く第9ゲームをマリーがキープしてゲームセット。マリーが明日の準決勝に勝ち進ん。

また、シングルス準々決勝の第1試合は、同7位で第4シードのトマーシュ・ベルディハ(27歳、チェコ)が、同6位で第5シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(27歳、フランス)をストレートで下し、準決勝に駒を進めた。

上海マスターズ
シングルス
準々決勝
マンディ・マリー(英国)[3] 4-6 6-2 6-3 ●ラデク・ステパネク(チェコ)
トマーシュ・ベルディハ(チェコ)[4] 6-3 7-6(3) ●ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)[5]