14日、大阪の靱テニスセンターにて開催されている世界ツアー大会、HPジャパン女子オープン(ハードコート)の大会最終日、女子ダブルス決勝が行われた。
クルム伊達公子(42歳)/ヘザー・ワトソン(20歳、英国)組は、第1シードのラケル・コップスジョーンズ(29歳、米国)/アビゲイル・スピアーズ(31歳、米国)組と対戦し、1-6、4-6で敗退した。
今大会、シングルスでも決勝に進出しているワトソンとペアを組み、初めてのペア組みだったが、決勝まで快進撃を続けたクルム伊達/ワトソン組。
第1セットはダブルス巧者のペアに、ゲームを支配される形となり、コップスジョーンズ/スピアーズ組は2度あったブレークチャンスを2度とも成功したが、クルム伊達/ワトソン組にはブレークチャンスは一度も訪れず、1-6で奪われる。
第2セット、反撃にでたいクルム伊達/ワトソン組だったが、4-6で第2セットも取られ敗退した。
写真は、HPオープンダブルスで準優勝したクルム伊達/ワトソン組
決勝戦について、クルム伊達は「相手はずっとペアを組んでいる二人で、ダブルス専門でやっている。今日、不利な理由を挙げればキリがない。ワトソンはシングルスでも、決勝まで残っていた。ダブルスの決勝では、私が上手く引き上げられるチャンスを作って上げたかったが、タフな相手だった。
ワトソンと1週間良いプレーができたので、そういう意味では充実して楽しくプレーできた。この先どうなるかは分かりませんが、今日のような気持ちでシングルスにもつなげられたらなと思う」と述べた。