19日、ロシア・モスクワで行われている、クレムリン・カップの男子シングルス準々決勝で、世界ランク63位で第8シードの伊藤竜馬(24歳)は、同25位で第2シードのアンドレアス・セッピ(28歳、イタリア)と4強入りをかけて対戦したが、2-6、1-6のスコアで敗れた。
伊藤は自身最高ランクの63位で臨んだクレムリン・カップで、1、2回戦と接戦を勝ち抜き、この日の準々決勝に駒を進めてきた。対戦相手のセッピとは今までに戦ったことはなく、これが初対戦。
第1セット、互いに3回ずつのブレークポイントを握るが、伊藤は3回すべてをものにすることができず、逆に5回のダブルフォールトもあり、セッピに2ゲームをブレークされて、2-6で落としてしまう。
第2セット、この悪い流れを変えようとする伊藤に対し、セッピはサーブからの攻めで試合の主導権を握り、このセットもセッピが取って、伊藤の4強入りはならなかった。
クレムリン・カップ
男子シングルス
準々決勝
○アンドレアス・セッピ(イタリア)[2] 6-2 6-1 ●伊藤竜馬[8]
2回戦
○伊藤竜馬[8] 7-6(7) 2-6 6-3 ●Konstantin Kravchuk(ロシア)
1回戦
○伊藤竜馬[8] 6-3 1-6 6-2 ●Roberto Bautista-Agut(スペイン)
[ ]内の数字はシード順位