1日、台北で開催されている、台北WTAレディース・オープンの2回戦で、世界ランク104位で第7シードの土居美咲(21歳)は、同483位、地元のWen-Hsin Hsu(24歳、台北)と対戦し、6-2、6-3のストレートで下し、8強入りを果たした。
HPオープンでベスト4入りし、自己最高ランキングタイの102位を記録した土居は、今大会の結果次第では、自己最高を更新する可能性が高く、今日の一戦はどうしても落とせない試合だ。
試合は第1セットから土居がペースをつかみ、左利き特有のサーブからショットを組み立ててポイントを奪い、6-2でものにすると、続く第2セットも土居はこのペースを乱すことなく、1ブレークアップで迎えた第10ゲームをブレークし、6-3のスコアで勝利した。
土居の勝利でベスト8入りした日本人選手は、森田あゆみ、クルム伊達公子、奈良くるみの4人となった。
明日の準々決勝は、土居は森田との日本人対決となり、勝者が4強入りを果たす。
※写真は、2回戦をストレート勝ちした土居美咲。明日は森田あゆみと準決勝進出をかけて戦う
Photo by Hiroshi Sato
台北WTAレディース・オープン
シングルス
2回戦
○土居美咲[7] 6-2 6-3 ●Wen-Hsin Hsu(台北)
○森田あゆみ[3] 6-2 6-2 ●Paula Kania(ポーランド)
○奈良くるみ 6-3 0-6 6-4 ●タマリネ・タナスガーン(タイ)
○クルム伊達公子[6] 6-1 6-2 ●Ling ZHANG(香港)
1回戦
○森田あゆみ[3] 6-2 6-1 ●Hua-Chen Lee(台北)
○土居美咲[7] 6-4 7-5 ●Qiang Wang(中国)
○Nudnida Luangnam(タイ) 6-4 7-6(8) ●瀬間詠里花
○クルム伊達公子[6] 6-4 3-6 7-6(5) ●Alexandra Stevenson(米国)
○奈良くるみ 6-3 6-3 ●Ya-Hsuan-Lee(台北)
[ ]カッコ内の数字はシード順位