2日、台北で行われている、台北WTAレディース・オープンの準々決勝で、世界ランク161位の奈良くるみ(20歳)は、同351位のザリーナ・ディアス(19歳、カザフスタン)と対戦し、6-3、6-4で勝利し4強入りを果たした。
奈良とディアスは過去に1度対戦し、そのときはフルセットの末、奈良が勝利を収めている。
第1セット、奈良は相手に3度ブレークポイントを握られるが、すべてを跳ね返し、逆にディアスのサービスゲームをブレークして、6-3で先取した。
続く第2セット、奈良が第2ゲームをラブゲームでキープした直後の第3ゲーム、ディアスのストロークのミスを突いてブレークし、流れを引き寄せた。このあと互いに相手のサービスゲームを1ブレークするが、奈良がリードを保って勝利し、準決勝に駒を進めた。
なお、今日予定されていた森田あゆみと土居美咲の日本人対決による準々決勝は、森田が棄権したため、土居が準決勝に進んだ。
※写真は、準々決勝でザリーナ・ディアスをストレートで下し、4強入りを果たした奈良くるみ
台北WTAレディース・オープン
シングルス
準々決勝
○奈良くるみ 6-3 6-4 ●ザリーナ・ディアス(カザフスタン)
○土居美咲[7] w.o. ●森田あゆみ[3]
2回戦
○土居美咲[7] 6-2 6-3 ●Wen-Hsin Hsu(台北)
○森田あゆみ[3] 6-2 6-2 ●Paula Kania(ポーランド)
○奈良くるみ 6-3 0-6 6-4 ●タマリネ・タナスガーン(タイ)
○クルム伊達公子[6] 6-1 6-2 ●Ling ZHANG(香港)
1回戦
○森田あゆみ[3] 6-2 6-1 ●Hua-Chen Lee(台北)
○土居美咲[7] 6-4 7-5 ●Qiang Wang(中国)
○Nudnida Luangnam(タイ) 6-4 7-6(8) ●瀬間詠里花
○クルム伊達公子[6] 6-4 3-6 7-6(5) ●Alexandra Stevenson(米国)
○奈良くるみ 6-3 6-3 ●Ya-Hsuan-Lee(台北)
[ ]カッコ内の数字はシード順位