世界ランク128位で第6シードのクルム伊達公子(42歳)が、2日、台北で行われている台北WTAレディース・オープンの準々決勝に登場し、同98位で第4シードのKristina Mladenovic(19歳、フランス)と4強入りをかけて戦ったが、3-6、0-6のスコアで敗退した。
試合は第1セットの第1ゲームに、いきなりクルム伊達に15-40とブレークチャンスが訪れた。しかし、 Mladenovicが粘りを見せてこのゲームをキープすると、互いにサービスゲームをキープをしながら第7ゲームまで終える。
試合が動いたのは、クルム伊達のサービスゲームである第8ゲーム。自身のミスなどで Mladenovicにブレークを許すと、続く第9ゲームを Mladenovicがキープして、第1セットを、3-6でクルム伊達は落としてしまう。
第2セットに入ると、 Mladenovicの勢いは増し、伊達は第1ゲームをラブゲームで落としてしまう。このあと、どうにか食らいついていこうと粘るクルム伊達であったが、最後は若さで押し切られ4強入りはならなかった。
この結果を受けて明日の準決勝の組み合わせは、奈良くるみはMladenovicと、土居美咲は同100位で地元のカイチェン・チャンと対戦することなった。
台北WTAレディース・オープン
シングルス
準々決勝
○Kristina Mladenovic(フランス)[4] 6-3 6-0 ●クルム伊達公子[6]
○奈良くるみ 6-3 6-4 ●ザリーナ・ディアス(カザフスタン)
○土居美咲[7] w.o. ●森田あゆみ[3]
2回戦
○土居美咲[7] 6-2 6-3 ●Wen-Hsin Hsu(台北)
○森田あゆみ[3] 6-2 6-2 ●Paula Kania(ポーランド)
○奈良くるみ 6-3 0-6 6-4 ●タマリネ・タナスガーン(タイ)
○クルム伊達公子[6] 6-1 6-2 ●Ling ZHANG(香港)
1回戦
○森田あゆみ[3] 6-2 6-1 ●Hua-Chen Lee(台北)
○土居美咲[7] 6-4 7-5 ●Qiang Wang(中国)
○Nudnida Luangnam(タイ) 6-4 7-6(8) ●瀬間詠里花
○クルム伊達公子[6] 6-4 3-6 7-6(5) ●Alexandra Stevenson(米国)
○奈良くるみ 6-3 6-3 ●Ya-Hsuan-Lee(台北)
[ ]カッコ内の数字はシード順位
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