29日、アラブ首長国連邦のドバイで開催されている、ITFドバイ大会でシングルス準々決勝が行われ、世界ランク121位で第8シードのクルム伊達公子は、同115位のPLISKOVA,Karolina(20歳、チェコ)と対戦し、3-6、6-3、6-4のスコアで逆転勝利を収め、準決勝進出を果たした。
第1セットを奪われたクルム伊達は、第2セットを奪い返しファイナルセットに入った。第2ゲームをブレークされるが、直後の第3ゲームにブレークバックし、波に乗ったクルム伊達は、第5ゲームでもブレークに成功。そのまま押し切って4強入りを果たした。
なお、同じ準々決勝で同158位の奈良くるみは、同197位のZHOU,Yi-Miao(21歳、中国)と対戦し、第1セット5-3とリードしていたが、そこから4ゲーム連取されて、このセットを落とすと、第2セットも4-6で奪われて準決勝進出はならなかった。
クルム伊達の準決勝の相手は、奈良を破ったZHOU。ここで勝利すれば、カテゴリーは違うがインド・オープン、ダンロップ・ワールド・チャレンジと、3大会連続で決勝に駒を進めることになる。
ITFドバイ大会
シングルス
準々決勝
○クルム伊達公子[8] 3-6 6-3 6-4 ●PLISKOVA,Karolina(20歳、チェコ)
○ZHOU,Yi-Miao(中国) 7-5 6-4 ●奈良くるみ
[ ]内の数字はシード順位
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