クルム伊達公子はWTAツアーの下部大会、ITF$75,000 Dubai に見事優勝した。
優勝した事により110ポイントをゲットし、99位になった。
最新トップ100ランキング

いやいや、クルム伊達公子らしい2012年シーズの終り方だ。
ツアーではほとんど勝てない時期が続き、ランキングも150位ぐらいまで落ちたが、なんと最後の3大会で100位内にカンバックした。
それもギリギリの99位、中途半端なランキングでないところがいかにもクルム伊達らしい。
トップ100を切った事で2013年の全豪オープンも本戦ストレート・インをほぼ決めた。

2013年オーストラリアン・オープンは女子は森田あゆみ、土居美咲、クルム伊達公子と3名。
男子は錦織圭、添田豪、伊藤竜馬と3名。合計6名の日本人プレイヤー達が本戦からプレーする事になるだろう。
グランドスラム大会本戦に男女6名が参戦できる事は日本テニス界にとっては凄い事だ。

<決勝>
○8)クルム伊達公子 6-1 3-6 6-4 ●Y. PUTINTSEVA(KAZ)

対戦相手の Y. PUTINTSEVA(KAZ) は17歳、なんとクルム伊達より25歳年下。
125位、ITF大会には6大会優勝している。
前日雨で中断順延された準決勝、第5シードの K.PLISKOVA(CZE) に対して第1セットを落とし、3-3で始まった試合に 2-6 6-4 7-6(3) と逆転勝ちをして決勝に進出してきた。

第1セット、クルム伊達はオープニングゲームを落とすが、そこから6ゲーム連取で、このセットを取る。
第2セットは先にクルム伊達がブレークに成功、3-1と一時リードしたが5ゲーム連続で取られる。
ファイナルセットは、5-2とクルム伊達がリードするが。

「優勝できました!
2012年最後の大会を優勝で終えられるなんて!
3大会連続の決勝だけでも大満足だったのに、まさか今の体の状態で勝てるとは自分でも驚きです。」

「14時から始まった決勝。
最初のゲームから相手はゆっくりの高いボールを混ぜてきました。
使ってくると予測はしていたもののいきなりでタイミングも合わずサービスゲームを落としてスタート。」

「2ゲーム目以降、バックからの攻撃はほとんどないので、ゆっくりなボールに焦らずバックにボールを集めることを意識しました。
そして6ゲーム連取でファーストセットをゲット。」

「そこで相手はトイレットブレイク。
私は….同じタイミングで行った方が体が止まらないで良いと思うもののしんどくって歩いてトイレまで行くのも面倒。
でもイスに座ってずっと待ってたらもっと体は動かなくなる。同じくトイレットブレイクを取りました。」

「3-1までリードする事できたのに、ここで自分自身にもうワンプッシュするエネルギーは残っていませんでした。
体と気持ちはきつくなる一方。セカンドセットに入って相手が少し打ち出すポイントも増えたりで展開に変化が出始めていました。」

第2セットは3-6で落とす。そしてファイナル・セットに

「ファイナルセットに入った時、ここから20、30分だけ、とにかく最後の力を振り絞って戦い抜こうと自分に言い聞かせて入りました。」

「序盤で抜け出して5-2とリード。
しかし2-0辺りから軽い痙攣が始まっていて動く事に怖さが出ていました。
どうにか隠しながら走り回っていました。幸いにも軽い状態からひどくなる事はなかったのが救い。
それでも5-4まで追い上げられたときはフィジオを呼んでメディカルタイムアウト。
限られた時間の間、コート上でマッサージをしてもらいました。」

「5-4リードでの相手のサービスゲーム、0-15から2ポイント目、長いラリーからゆっくり高めのボールをフォアーでスウィングボレー。
このポイントで0-30。大きな大きなポイントでした。痙攣がひどくなる事覚悟で打ちにいったポイントでした。」

「最後はフォアーで打ち込んだボールを相手が大きくアウトしてゲームセット。」

「もうさすがに体はボロボロ。試合が終わって数時間経った今、あちこち筋肉が痛いです。」

「貧血で倒れそうに、何もしていなくても足は攣りそうになるし、これからどっと疲れが出てくるでしょう。」

「豊田入りした金曜日から休みなしでした。これからちょっとの間、思い切りのんびりします。」
クルム伊達公子ブログ より抜粋編集

大会データー:
ITF $75,000 Dubai
会場:Habtoor Grand Beach Resort & Spa、アラブ首長国連邦
11/27 – 12/2, 2012
大会オフィシャルサイト
ライブスコア
ドバイ現地時刻(時差は-5時間)

<決勝>
○8)クルム伊達公子 6-1 3-6 6-4 ●Y. PUTINTSEVA(KAZ)

<準決勝>
○8)クルム伊達公子 6-2 6-3 ●Yi-Miao ZHOU(CHN)

<準々決勝>
○8)クルム伊達公子 3-6 6-3 6-4 K. PLISKOVA(CZE)
Yi-Miao ZHOU(CHN) 7-5 6-4 ●奈良くるみ

<2回戦>
○8)クルム伊達公子 6-2 6-1 ●O. KALASHNIKOVA(GEO)
○奈良くるみ 7-6(6) 6-1 ●7)S. VOEGELE(SUI)

<1回戦>
○8)クルム伊達公子 7-5 6-1 ●A.SEVASTOVA (LAT)
○奈良くるみ 6-3 6-4 ●S. MURRAY(GBR)
ドロー

クルム伊達公子ブログ
クルム伊達公子 WTAデーター (エステティックTBC所属)1970年(昭45年)9月28日生まれ、42歳
クルム伊達公子 2012年全成績
全日本人女子WTAランキング

(テニスジャパン塚越亘 写真 The 15th AHTC Champion)