ロジャー・フェデラー(テニス)全豪オープン大会8日目、男子4回戦が行われ、第2シードのロジャー・フェデラー(スイス・2位)や第3シードのアンディ・マリー(英国、3位)らが勝利して、順当に準々決勝に駒を進めた。

フェデラーは、ミロス・ラオニック(カナダ、15位)を、6-4、7-6(4)、6-2で下した。フェデラーは、ラオニックの時速210kmオーバーのサーブを落ち着いてリターンして活路を見出し、第1セットをワンブレーク、第2セットはすべてサービスキープの末、タイブレークをフェデラーが制した。さらに、第3セットは、ツーブレークで勝負を決めた。

「ミロスの(サーブ)をリターンすることを考えるより、まず自分のサーブに集中することが何より大切だった。僕にとっては、第1セットがキーだった」(フェデラー)

これで、フェデラーは、39回連続でグランドスラムの準々決勝に進んだことになり、ジミー・コナーズの41回に次ぐ歴代2位の記録となった。

また、マリーは、第14シードのジル・シモン(フランス、16位)を、6-3、6-1、6-3で破った。シモンは、3回戦での疲れが残っており、ベストプレーができず、トレーナーを呼ぶ場面も見られた。

この結果、男子ボトムハーフの準々決勝は、フェデラー対第7シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス、8位)、マリー対ジェレミー・シャルディー(フランス、36位)という組み合わせとなった。

※写真は4回戦でストレートで勝利したロジャー・フェデラー、クリックで拡大
Text by Hitoshi ko
Photo by Hiroshi sato