今週は デ杯 ウィーク。
昨年優勝のチェコは敵地スイスで ワールドグループ1回戦 を戦っている。
スイスはフェデラーが不出場、ワウリンカがNO.1プレイヤーとして戦っている。
スイス1-1チェコ

日本もNO.1プレイヤーの錦織圭は不在だが アジアオセアニアゾーンⅠ1回戦 でインドネシアと対戦、添田豪、伊藤竜馬の活躍で2勝を上げた。

オープニング試合でしっかりと勝利した伊藤竜馬

勝利まであと1勝だ。

2回戦はインド対韓国の勝者と対戦する事になる。
なんとインドは自国ニューデリーで韓国を迎えて戦っているが、2敗を喫している。
インドはパエス監督兼選手の元、ボパナやブパチなどの主力選手を欠いているので大苦戦中だ。
デ杯2回戦は4月5日~7日に行われ、インドだったら敵地で、韓国だったら日本で戦う事になる。

日本 2-0 インドネシア
開催日:2013年2月1日(金)~3日(日)
開催地:有明コロシアム
大会及びチケット:日本テニス協会 DAVIS CUP

<初日>
第一試合
伊藤竜馬 6-2 6-2 6-4 ●C ルンカット

インドネシアのナンバー1、ルンカットは251位ではあるが、ファイター。
インドネシアをアジアオセアニア・ゾーンⅡ部からⅠ部に引き上げた功労者。

大事な最初の試合。
伊藤は最初はプレーが固かったが、
「昔(2、3年前なら)相手にいなされて負けるパターンも多かった。」と言う伊藤。

グランドスラム大会本戦、オリンピック出場、デ杯で日本を背負いプレーした経験、トップ100の選手としてのプライド。
それらが「相手に無理をさせる」と言う負けないテニスを展開。

貴重な初戦での1勝を上げ、日本をしっかりと引っ張った。

第二試合
添田豪 6-0 6-0 6-1 ●W ヌグロホ

1時間9分、相手に1ゲームしか許さない、1時間9分のストレート勝利。
添田のしっかりした基礎のできているテニスの強さが光る試合だった。

インドネシアはランキング順ではなく、昨年のタイ戦、最終試合で貴重な1勝をあげⅠ部昇格を決めたヌグロホをシングルスに起用。
18歳のヌグロホ、デビュー戦で勝利を上げたインドネシアデ杯のヒーロに託したが。

「二人共に、さすが、トップ100の選手のテニスだと再認識をした。
チームで一番、緊張していたのは私だったと思う。」
初めてのデ杯監督としてベンチに座った植田実監督。

<第2日 2/2(土)午後1時より>
ダブルス
伊藤竜馬/内山靖崇 対 エルバート・シー/ケタットニサ・エルタ

日本チーム
添田豪
伊藤竜馬
杉田祐一
内山靖崇
植田実監督 増田健太郎コーチ

インドネシアチーム
Christopher Rungkat、251位
Elbert Sie、879位
Ketut-Nesa Arta
Wisnu Adi Nugroho
Bonit Wiryawan監督

<デ杯 アジアオセアニアゾーンⅠ ドロー>
インド 0-2 韓国
会場:Khanna Tennis Stadium,デリー、インド ハードコート
R. VIRALI-MURUGESAN 1-6 0-6 1-6 v○Min Hyeok CHO
V. MALIK 4-6 5-7 0-3 ○Suk-Young JEONG

日本対韓国 10勝4敗
日本対インド 4勝18敗

2回戦も勝つと9月13日から15日、ワールドグループ・プレー・オフを戦う事になる。
錦織圭出場予定

頑張れ日本チーム!

2013年は130ヶ国が デ杯 に参加している。

添田 豪 ブログ
添田 豪 データー 1984年9月5日生れ 28歳

伊藤竜馬 ブログ
伊藤竜馬 データー 1988年5月18日生れ 24歳

杉田祐一 ブログ
杉田祐一 1988年9月18日生れ 24歳

内山靖崇 データー 1992年8月5日生まれ 20歳
全日本人男子ATPランキング

(記事 塚越 亘 写真 鯉沼宣之 テニスジャパン