9月21日 東レ・パンパシフィック・オープン

USオープンチャンピオンの大坂なおみ(日清食品)が25位のB・ストリコバ(チェコ)を6-3、6-4で破り、4強となった。
インタビューでは緊張しているかと聞かれ、「(緊張?)ノー、全然、ドキドキ。ドキドキを楽しんでる」と。
準決勝では37位、26歳のカミラ・ジョルジ(イタリア)と対戦する。

ダブルス準決勝では加藤未唯(ザイマックス)/二宮真琴(橋本総業)組が、第2シードのダブロウスキー(カナダ)/徐一ファン(中国)組を7-6(8)、6-0で破り、日本人初の大会制覇に王手をかけた。

大坂なおみ
グランドスラム・チャンピオンの風格

ストリコバとの対戦成績は1勝1敗。2015年での東レPPOでは5-7、2-6ストレート負けを喫していた相手だったが。

大坂のサービスキープで始まった第1セット、第4ゲームをブレークし、一時4-1とリードしたが、第7ゲームをブレーク・バックされ4-3と迫られる。たが続く第8ゲームですぐさまブレークする。

第2セット、第5ゲーム、ストリコバは3つのダブルフォルトでサーブを落とす。その後はお互いにキープ。
大坂5-4、サービング・フォ・ザ・マッチはデュースに粘られるが、Tへサービス・エースで2度目のマッチポイントを握る。またTにサービス・エース級のサーブでミスを誘い勝利した。

大坂の成長を認めるストリコバ。ダブルス決勝で加藤二宮と対戦する

ストリコバは昨年のウィンブルドンで対戦した時に、大坂のパワープレーをBullet train(新幹線)と名付けた選手。
さすがにダブルスの名手。大坂のスマッシュを合わせて逆にストレークエースを決めるなどしぶといプレーで苦しめた。
3年前のこの東レPPO大坂を破ったストリコバは「(あれから)全ての面で成長している。グランドスラムチャンピオンのプレーだ」と勝者を称えた。

大坂は準決勝でイタリアの26歳、カミラ・ジョルジと対戦する。
準々決勝、ジョルジは5-3とリードしたところで、アザレンカが体調不良で途中棄権で勝ち上がってきた。
昨年は右肘などのケガに苦しんでランキングを落としたが、今年はウィンブルドン8強など、自己最高の30位に迫る活躍をしている。イタリア美女プレーヤー。
準決勝の意気込みを聞かれ「(大坂は)素晴らしいプレーヤー。自分のテニスに集中するだけ」とさらりと答えた。

インタビューでの会話ラリーも楽しむ大坂なおみ

記事:塚越亘 塚越景子 写真 伊藤功巳/TennisJapan