9月21日 東レ・パンパシフィック・オープン
ダブルス準決勝で加藤未唯(ザイマックス)/二宮真琴(橋本総業)組が第2シードのダブロウスキー(カナダ)/徐(中国)組を破り決勝に進出した。決勝では第1シードのストリコバ/Hlavackova(チェコ)と対戦、日本人初の大会制覇を目指す。
日本人ペアが大活躍
◎加藤未唯/二宮真琴 7-6(8) 6-0 ●2]Dabrowski(CAN)/Xu(CHN)
第1セットは1-4とスタートにつまずく。
3-5ではセットポイントを握られたが、相手のダブルフォルトでそこを逃れる。
6-5と挽回し、サービング・フォ・ザ・セットになるが、サーブを落とししてしまう。
6-6のタイブレークに。
タイブレークでも5-6、6-7、7-8とセットポイントを握られたが、またまたセーブし10-8で取る。
合計四つのセットポイントをセーブし、第1セットをとる。
すると流れは変わり。第2セットはなんと6-0で勝利。
日本人ペアとして初の大会制覇に王手をかけた。
今大会のダブルスは2009年に杉山愛がハンチコワと組み決勝まで進んでいるが、日本人ペアでは初の決勝進出。
「過去の記録は関係ないので、私たちは私たちの道を行く」と加藤が宣言すると。
二宮は「加藤さんがそう言っているので、気にせず頑張る」と続けた。
決勝では大坂なおみと対戦し接戦を挑んだストリコバ。
第1シードのStrycova/Hlavackova組に挑戦する。
記事:塚越亘 塚越景子 写真 鯉沼宣之/TennisJapan