21日、米国のテネシー州メンフィスで開催されている、アメリカ国際インドアテニス選手権。シングルス2回戦で世界ランク22位で第5シードの錦織圭(23歳)は、予選から勝ち上がってきた、同202位のドナルド・ヤング(23歳、米国)と対戦し、6-3、6-3のストレートで勝利。3回戦進出を決めた。
第1セット、錦織のファーストサービスの確率は、66%。対してヤングのファーストサービスの確率が50%を切り、48%だった。錦織は、その隙を見逃さず、3度のブレークチャンスを3度とも成功し、6-3で第1セットを奪う。
続く第2セットでは、ヤングのファーストサービスの確率が60%まで上がり、錦織のファーストサービスは50%となり、1ゲームのみ、ヤングにブレークを許すが、錦織は2度のブレークに成功し、6-3で第2セットを奪い、6-3、6-3のストレートで勝利した。
3回戦で錦織は、第1シードで同12位のマリン・チリッチ(24歳、クロアチア)と対戦する。チリッチと錦織の過去の対戦成績は2勝2敗となっており、前回の対戦となった昨年の全米オープンでの対戦ではチリッチが勝利している。
アメリカ国際インドアテニス選手権
男子シングルス
準々決勝
錦織圭[5]
7-5 6-2 マリン・チリッチ(2クロアチア)
2回戦
錦織圭[5]6-3 6-3 ドナルド・ヤング(米国)
1回戦
○錦織圭[5] 6-4 7-5 ●イリヤ・マーチェンコ(ウクライナ)
○マリンコ・マトセビック(オーストラリア)7-6(4) 6-4 ●添田豪