錦織圭(テニス)
24日、米国のテネシー州メンフィスで開催されている、全米室内選手権。シングルス決勝で世界ランク22位で第5シードの錦織圭(23歳)は、同47位のフェリシアーノ・ロペス(31歳、スペイン)と対戦し、6-2、6-3で勝利し優勝した。

第1セット、錦織はファーストサービス時のポイント取得率は、80%を超え、サービスゲームをロペスに1度もブレークさせなかった。また錦織は、2度訪れたブレークチャンスを2度ともブレークに成功し、第1セットを、6-2で奪う。

第2セットに入り、サービスの調子が良くなり始めたロペスに6本のサービスエースを決められるも、6度あったブレークチャンスを2度ものにし、第2セットでも、錦織は、自身のサービスゲームを1度もロペスにブレークされることなく、6-3で奪取し、6-2、6-3のストレートで快勝した。

今大会、錦織は1回戦から決勝まで1セットも落とさず完璧な形での優勝となった。

全米室内テニス選手権の過去の優勝者には、ジミー・コナーズ、ピート・サンプラス、アンディ・ロディックなど世界のトップに君臨した数々の名選手が名を連ねており、その中に錦織圭の名が刻まれる。

錦織は、2008年のデルレイビーチ国際テニス選手権と、昨年の楽天ジャパン・オープンの2大会でタイトルを手にしており、今回の優勝で通算3度目のタイトルを手にすることとなった。

写真は、全米室内選手権で優勝し、通算3度目のタイトルを手にした錦織圭
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全米室内選手権

男子シングルス
決勝

錦織圭[5] 6-2 6-3 ●フェリシアーノ・ロペス(スペイン)

準決勝

錦織圭[5] 6-4 ret. ●マリンコ・マトセビック(オーストラリア)

準々決勝

錦織圭[5] 7-5 6-2 ●マリン・チリッチ(2クロアチア)

2回戦
錦織圭[5]6-3 6-3 ●ドナルド・ヤング(米国)

1回戦

錦織圭[5] 6-4 7-5 ●イリヤ・マーチェンコ(ウクライナ)
○マリンコ・マトセビック(オーストラリア)7-6(4) 6-4 ●添田豪