チャンピオンリストに錦織圭の名が
錦織圭が歴史ある 全米室内選手権 に優勝し、ボルグ、コナーズ、マッケンロー、エドバーグ、サンプラス、アガシ、ロディックなどのチャンピオンリストに名を刻んだ。
チャンピオン・リスト

錦織にとってはオーストラリアン・オープン以来約1ヶ月ぶりの大会、今シーズンはまだまだ体調が完璧ではないがその中を戦い抜いた。
「自分は悪いプレーをした訳ではない。圭のプレーは最初からアグレッシブで素晴らしかった。」と決勝で敗れたロペス、その言葉が圭の素晴らしいプレーぶりを物語っている。

この試合をTV観戦していた松岡修造は「(かって圭が修造との対談の中で言った)”怪我と友達”(話し合いながら)すすんでいけば、圭は絶対にグランスラムに優勝できる。」と言う。

トップ4が欠場しているとは言え、このチャンスを生かしきった事は凄い事だ。グランドスラム大会優勝そしてNO.1は夢ではないと私も思う。その試合の詳細をお届けしよう。決勝 ハイライトビデオ

<決勝>
○5)錦織圭 6-2 6-3 ●F. Lopez(ESP)

ロペスのボディーへのサービス・エースで始まった。
30-40、フォアのクロスパスを決めて錦織はオープニングゲームをブレークした。

対戦相手のロペスは31歳のツアーベテランだが今でも35位を保っている。
ナダルとは仲良しで2005年にはダブルスを組んでATPバルセロナに優勝している。
ナダルが来日優勝した2010年ジャパンオープンではお忍びでゴルフに行ったりしてい仲。
グランドストローカーが多いスペイン人プレイヤーの中でサーブ&ボレーを行うなど非常に頭脳的なプレーをするプレイヤーだ。
対戦成績、最初の対戦では錦織はロペスに敗れている

第2ゲーム、錦織のフォアのショットがアウトとコールされたが、錦織はそれをチャレンジ、
ビデオ判定によりとそれはラインをかすっているのでインと判定、そのポイントは錦織のストローク・エースとなる。
ラブゲームでサーブをキープする。

第5ゲーム、錦織は前に出てきたロペスに強力なバッククロスパスを放ち、ロペスのラケットをはじく、15-40とブレーク・チャンスをまた作る。
ラリー戦13回目、ロペスは錦織の力強いショットに押されフォアをネット、錦織が4-1とする。

続くサーブをキープ5-1だ。
錦織の集中力が非常に良い、良い顔をしている。快調に試合を進めている。

5-2、錦織のサービィング・フォア・ザ・セット、
老獪なロペスがスライスを使い、ペースを落としてきた10数回続くラリー、錦織は落ち着いてプレーし、最初のポイントをものにした。
これからは精神戦、そう簡単にはポイントが取らせてくれない、錦織もミスをする30-40とブレーク・ポイントを握られる。
ここで錦織はサーブ&ボレーを試みる、ファーストサーブをロペスのフォアに打ちネットにつく、ロペスはバックを予測していたのだろうかリターンをミス。

ジュースになる。
20回以上続いたラリー戦後ロペスはペースのあるスライスで前に出てプレッシャーをかけようとするが、そのボールは伸びてしまう。
セットポイントだ
左右に散らす錦織、ロペスはそれを返すが短いボールになってしまった。
そのボールを錦織は左右に打たずセンターに打つ!
実にクレバーなショットで第1セットを6-2で取った。

第2セット

第1ゲーム、30-30からロペスは錦織のフォアのファーストサーブを放ち前に出てくる、
錦織はそれをフォアのクロスリターン、ノータッチで決めた、早くもブレーク・ポイントがきた。
大事なゲーム、ロペスの集中も凄い、ロペスはボディーへのサーブでジュースにする。

ところがややイージなボレーをネット、2度目のブレーク・ポイントをまた掴まれるが、
ロペスは素晴らしいテニスでボレーを決めジュースに持ち込む。そのプレーに凄い拍手が。

ロペスも良いサーブを入れ攻撃をしかけたが、4度目のジュースで錦織が遂にブレークした。

第2ゲームで錦織は0-40となるが、落ち着いて攻める。
30-40からの錦織のショットがベースラインのギリギリになり、チャレンジされるがインの判定。
結局5ポイントを連取してこのゲームをキープ。(危なかったが2-0だ)

4-2、ロペスのサーブの時、錦織は股抜きショットを!
そして4-3、錦織サーブの最初のポイント、今度はフォアのドロップ・ショットを決めた。
流れは錦織、落ち着きが出て余裕が出てきたのだろうか?
40-0からはフォアのダウン・ザ・ラインのストローク・エース!凄い!5-3だ。

錦織が5-3とリード、ロペスのサーブ、
フォアの強力リターンをロペスの足元に沈め15-30
バックのクロスパスを決め15-40とチャンピオンシップ・ポイント!

最初のチャンピオンシップ・ポイント、深いボールを打たれた錦織はそれをバックの面を返して打ったが、その時右肘を痛めたようだ。
心配な錦織の右肘を気にする動作だが。(30-40)

2度目のチャンピオンシップ・ポイント、
ラリー戦、ロペスのバックがワイドになる!

2008年デッレイビーチ、昨年のジャパン・オープンに続き錦織圭がツアー3勝目を上げた。
「アメイジング・フィーリング、凄く嬉しい。大事なポイントで集中してプレーができた。」と錦織。

明日(現地25日月曜日)からは2008年に初優勝したATPデルレイビーチに出場予定。
1回戦は2メールを越える巨人(公式発表では208cm)クロアチアのカルロビッチと対戦する。
錦織は昨年のデ杯クロアチア戦で敗れている。
デルレイビーチ ドロー

大会データー:
大会:U.S. National Indoor Tennis Championships
ツアーカテゴリー:$1,500,000 ATP Tour500 Memphis
会場:Racquet Club of Memphis
メンフィス現地時刻(時差は-15時間)
期間:2/18-2/24,2013

<決勝>
○5)錦織圭 62 63 ●F. Lopez(ESP)

<準決勝>
○5)錦織圭 6-4ret. ●M. MATOSEVIC(AUS)
○F. Lopez(ESP) 62 36 63 ●D. Istomin(UZB)

<準々決勝>
○5)錦織圭 64 62 ●1)チリッチ
M. MATOSEVIC(AUS) 67(6) 62 64 ●7)A. Dolgopolov(UKR)
○D. Istomin(UZB) 64 76(5) ●L)M. Russell(USA)
○F. Lopez(ESP) 64 63 ●W)J. Sock(USA)

<2回戦>
○5)錦織圭 63 63 ●Q)ヤング(USA)

<1回戦>
○5)錦織圭 64 75 ●Q)I. MARCHENKO(UKR)
M. MATOSEVIC(AUS) 76(6) 64 ●添田豪
ドロー
ドローPDF
ダブルス・ドロー

錦織 圭 ブログ
錦織 圭 データー 1989年12月29日生まれ 23歳
2013年錦織圭全成績
錦織圭ITFデーター
錦織圭 ジュニア成績

(記事 塚越 亘 photo Ron Angle/TennisJapan)