2月19日 全豪オープン優勝と同時に世界一位になった大坂なおみ(日清食品)の初のツアー大会。 ドバイ・デューティフリー・テニス選手権がアラブ首長国連邦のドバイで行われている。
第1シードの大坂は1回戦はbye(免除)で、2回戦からの登場したが、初戦で元世界10位のK・ムラデノビッチ(フランス)に3ー6、3ー6のストレートで敗れてしまった。
オープニングゲーム、大坂のダブルフォルトで始まるが、40-15とする。しかしそこから落とす。第2ゲームも2本連続のブレーク・ポイントがあったが取れなかった。
第2セットは第2ゲームでバックをミスし0-30となると、思わず膝をコートにつけ、バイザーで顔を覆う。時間をかけすぎと、サーブの前に警告を受ける。
新No.1の苦戦に、会場からは「なおみ」コールが自然と沸き起こるが、新女王は本来の強さを発揮できずに敗れた。
「今日は良いプレーができなかった。
どんな状況でもその状況を打破してプレーができなくていけないのだが。」と大坂。
大坂なおみ、ムラデノビッチなど インタビュー音声
大坂なおみvsムラデノビッチ
<<2回戦>>
●1]大坂なおみ 3-6 3-6 ◎K.Mladenovic(FRA)
対戦成績は大坂なおみの1勝0敗。ちょうど1年前のこの大会。大坂はまだ48位で本戦にストレートインできず、主催者推薦で出場。第8シードのムラデノビッチを6-2、6-2で破った。2018年のドロー
19時34分 大阪のロングのダブルフォルトで始まる
次はバックへサービス・エース、3ポイント連取し40-15とするが、
デュース、ブレーク・ポイントを握られ、大坂はバックをネット。サーブを落とす。
ムラデノビッチがデュースの末にキープ。大坂0-2
大坂なんと0でサーブを落とす。なんと大坂0-3のスタート。
続くゲーム、30-40からバックのリターン・エースで一つブレーク・バックする。(大坂1-3)
大坂 初めてキープ。2-3。
30-30からサービス・エース2本、ムラデノビッチは4-2とキープ。
大坂3-5のサーブ、フォアのクロスをワイドで0-40とセットポイントを握られる。
大坂、15-40、二つ目のセットポイントはダブルフォルト。
第1セットは3-6で大坂落とす。
ここで、今までだったらオンコートコーチングを要求、サーシャ・コーチが登場。分析して、諭すだろうが。
第2セット
ムラデノビッチがラブでキープ。
第2ゲーム、バックをミスし0-30、思わずコートに膝をつき、顔をしかめる
次のサーブをするまでに時間がオーバーと、その上にウォーニングを取られた! 踏んだり蹴ったりだ。
15-40からムラデノビッチが攻めてブレーク。ムラデノビッチ2-0と第2セットも優位にゲームを展開する。
最高ランキング10位。ダブルスは現3位。今年の全豪オープンダブルスは準優勝だったが、2018年は全豪、2016年は全仏ダブルスで優勝している。攻撃的なテニスはうまい。
開き直ったか?大坂はラブでブレーク・バック。大坂1-2と踏ん張る。
続く大坂のサーブ、ネットインで15-40。つきもない。
ダブルフォルトで1-3。昔の大坂が出てしまっている。
ムラデノビッチはここが勝負どころ、と攻めるが、サーブを落とす。
雨が降り出しそうな天気。
ダブルフォルトで0-30。
15-40、ドロップ・ショットを拾われ、サーブを落とす。(大坂 2-4)
またブレーク。開き直った大坂。勝つこと意識し始めたムラデノビッチ。
ここで挽回したいところだが30-40、バックがロングで大坂、サーブを落とし3-5。
5-3、ムラデノビッチのサービング・フォ・ザ・マッチは30-30。
大坂はリターンをネット。マッチポイントを握られる。
クロスにきたリターンをムラデノビッチはバックでオープンに決め世界一の大坂なおみを破った。
ダブルス2回戦で加藤未唯(ザイマックス)/二宮真琴(橋本総業)組が第3シードの謝淑薇(台湾)/ストリコバ(チェコ)組に3ー6、2ー6で敗れ、8強入りを逃した。
WTA カテゴリーPremier 5:$2,828,000 ドバイ・デューティフリー・テニス選手権
大会会場:Dubai Duty Free Tennis Stadium ドバイ
期間:02/17 - 02/23/2019
ドバイ 現地時刻(時差 -5時間)
ライブスコア
<<2回戦>>
◎K.Mladenovic(FRA) 63 63 ●1]大坂なおみ
ドローPDF
<<ダブルス2回戦>>
◎3]Hsieh(TPE)/Strycova(CZE) 63 62 ●加藤未唯/二宮真琴
ダブルスドロー
記事:塚越亘/塚越景子 写真by Dubai Duty Free Tennis Championships