4月17日 モナコで行われている男子テニスツアーATP1000マスターズ、モンテカルロ・オープン

錦織圭(日清食品)が初戦である2回戦で、フランスのP・エルベール(28歳)に5-7,4-6で敗れた。

「ミスが多かった。思うようにボールをコントロールできかかった。
もったいないショットが多かったので、そういうところを調整、調子を戻したい。」と錦織。

錦織圭
ブレーク・チャンス生かせず不覚

昨年は準優勝だった世界6位の錦織が、今季初のクレーでの大会で49位のエルベールにストレートで敗れた。対戦成績は錦織の2-0だったが

両セット共に先にブレーク・チャンスを掴んだのは錦織だった。合計10回のブレーク・チャンスがあったが、1度もブレークできなかった。
特に最初の第1セット、第5ゲームは0-40と言うチャンス、デュース後にもブレーク・チャンス、合計4度のブレーク・ポイントがあったが3度のデュースの末にエルベールが根性でキープ。
第9ゲームでも30-40のブレーク・チャンスがある。
逆に、エルベールは第12ゲームで握った最初のブレーク・ポイントを生かし第1セットを取る。

第2セットも最初のゲームでいきなり0-40とブレークのチャンスがきたが、錦織はそこをブレークすることができない。第9ゲームもデュースに持ち込むなど、チャンスがあったが。
冷静に見れば錦織が終始優位に進めていた試合だった。

錦織、来週はバルセロナオープンに出場予定だ。
その後は5月5日からはマドリードオープン、5月12日からイタリアンオープン
そして5月26日にはフレンチオープンが始まる。

錦織、昨年は準優勝だった。錦織惜しくもナダルに敗れるモンテカルロ準優勝
(記事 塚越亘/塚越景子 photo/by H.Sato/TJapan)