5月26日 2019全仏オープン初日
第7シードの錦織圭(日清食品)が地元フランスのQ・アリス(フランス)を 6-2、6-3、6-4 のストレートで破り5年連続2回戦進出を決めた。
2回戦は08年全豪準優勝のツォンガ(フランス)対121位のP・ゴヨフチク(ドイツ)の勝者と対戦だ。
ツォンガとの対戦成績は錦織の5勝3敗
土居美咲(ミキハウス)は昨年準優勝のS・スティーブンス(アメリカ)に競り合うものの3-6、6-7 (4)で敗れた。
第1シードの大坂なおみ(日清食品)の1回戦は28日(火)、日本時間だと同日夜になる予定だ。(WOWOW、TV東京生放送予定)
錦織圭 地元フランス選手に快勝
<<1回戦>>
◎7]錦織圭 6-2 6-3 6-4 ●Q・アリス(フランス)
錦織は、大会推薦で出場の153位のQ・アリス(フランス)と対戦、いきなりサーブをブレーク。第3セットこそ手こずったが、実力の差をつけて勝利した。
「まずブレークしてリラックスして臨めたので、1、2セット目はすごく完璧だった。
相手のミスもあったが、自分もいいプレーできていたので。」
「3セット目は彼のプレーが良くなり、自分のボールが浅かったりして攻められたが、落ち着いてできていた。
守りだけにならないように、なるべく自分から重いボールを打って攻められないように意識した。」
「前に入る動きがここ何大会かはあまり良くなかったので、この1週間くらいは意識して練習した。
今日は上手くできたかなと思う。」
2回戦は08年全豪準優勝のツォンガ(フランス)対121位のP・ゴヨフチク(ドイツ)の勝者と対戦だ。
ツォンガとの対戦成績は錦織の5勝3敗だが、15年準々決勝で対戦しフルセットで敗れている。
「(2回戦がツォンガだと)何回も対戦しているので、タフな試合になると思う。
(その上地元フランスの選手との対戦は)いい言葉が見当たらないが、(観客が盛り上がり)クレイジーな感じになっちゃうときもあるので難しい。」
「自分のいいプレーを心掛けて、しっかり休んで水曜日の試合に臨みたい。」
土居美咲 昨年の準優勝者に接戦挑むが
<<女子1回戦>>
●土居美咲 3-6 6-7 (4) ◎7]S・スティーブンス(アメリカ)
全仏オープン本戦に2年ぶり7度目の出場の土居だったが、第7シードのスティーブンスに敗れた。スティーブンスは2017年のUSオープン覇者、昨年はこの全仏決勝でS・ハレプ(ルーマニア)に6-3、4-6、1-6で敗れたが、グランドスラム大会で2度の決勝進出を果たしている選手。
「(スティーブンス)のディフェンスはミスがなく堅かった。
第2セットでチャンスはあったが。
タイミングを速めて攻めたが、自分の焦りもあったし難しかった。
良いプレーができ、チャンスがある試合ができたことは次につながる」悔しい気持ちを押し殺しての土居は答えた。
大会オフィシャルHP:ローランギャロス2019
賞金総額:€42,661,000(53億円)
本戦:男女128ドロー
赤土クレー
会場:Rolandgarros
本戦:5/26-6/09,2019
パリ現地時刻(時差-7時間)
オーダー・オブ・プレー及び結果
シングルス
優勝賞金:€2,300,000 (3億円)
準優勝:€1,180,000(1億5000万円)
ベスト4:€590,000(7300万円)
ベスト8:€415,000(5100万円)
4回戦:€243,000(3000万円)
3回戦:€143,000(1800万円)
2回戦:€87,000(1100万円)
1回戦:€46,000(570万円)
記事:塚越亘/塚越景子/Y.Morishita/T.Terashima photo:H.Sato/Tennis Japan