6月4日 2019 全仏オープン 10日目
準々決勝が行われ錦織圭(日清食品)は全仏オープン自己最高の4強入りをかけて、ラファエル・ナダル(スペイン)と戦ったが、残念ながら1-6、1-6、3-6で敗退した。
敗れてしまったが、昨年のウィンブルドン、USオープン、今年に入り全豪オープン、そしてこの全仏オープンとグランドスラムで4大会連続8強以上という立派な成績を残した。
錦織圭 ナダルと戦った準々決勝
ラファエル・ナダル(スペイン)は6月3日に33歳の誕生日を迎えた。
全仏オープン歴代最多の11度の優勝を誇る。全仏オープンでの成績は90勝。負けは2度しかない。
錦織との対戦成績は、ナダルから10勝2敗だ。
赤土の王者と戦う錦織は、3回戦4時間26分、2日がかりの4回戦3時間55分を戦い、体力的にはきついだろうと思われたが。
「体とメンタル的には意外と大丈夫だった。
しかしナダルは、毎ポイント、厳しいショット打ってきて、簡単なポイントがなかった。」とトライはしたが、全仏オープン11度の優勝を誇るナダルにはなかなか通じなかった。
第3セット、2-4で、中断になった。
あっという間にあたりは黒雲で暗くなり雷鳴がとどろく。
1時間10分後に再開。
「コーチと話して、やることが明確になった。
光が見え、つらい中でも、もうちょっといい試合をしたかった。」再開後も気持ちを入れ替え頑張ったが。
これでグランドスラム大会で4大会連続8強以上。
「出し切ったことは出し切ったが、もうちょっと、ベスト8以上は行きたかった」。
錦織の次戦は、17日開幕のゲリーウエバー・オープン(ドイツ・ハレ)、続いて7月1日からのウィンブルドンだ。
「(芝のシーズンには)いい雰囲気で入れる。
しっかり休んで頑張りたい。」と錦織。期待したい。
大会オフィシャルHP:ローランギャロス2019
賞金総額:€42,661,000(53億円)
本戦:男女128ドロー
赤土クレー
会場:Rolandgarros
本戦:5/26-6/09,2019
パリ現地時刻(時差-7時間)
オーダー・オブ・プレー及び結果
シングルス
優勝賞金:€2,300,000 (3億円)
準優勝:€1,180,000(1億5000万円)
ベスト4:€590,000(7300万円)
ベスト8:€415,000(5100万円)
4回戦:€243,000(3000万円)
3回戦:€143,000(1800万円)
2回戦:€87,000(1100万円)
1回戦:€46,000(570万円)
<<準々決勝>>
1]ジョコビッチ vs 5]A・ズベレフ(ドイツ)
4]ティエム vs 10]ハチャノフ
◎3]フェデラー 76(4) 46 76(5) 64 ●24]ワウリンカ
◎2]ナダル 61 61 63 ●7]錦織圭
男子シングルスドロー
男子ドローnet版
女子シングルスドロー
ドロー
記事:塚越亘/塚越景子/Y.Morishita/T.Terashima photo:H.Sato/Tennis Japan