9月2日 USオープン 8日目
2連覇を狙った世界一位の大坂なおみ(日清食品)だったが、4回戦でスイスの22歳、ベリンダ・ベンチッチ(12位)に5-7、4-6で敗れた。
大坂はこの敗戦で、来週9日(月)に発表される最新ランキングで3位以下になってしまう。
フレンチオープン覇者、2位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)が一位に返り咲く。
大坂の次の出場予定大会は9月16日から、大阪の靱(うつぼ)テニスセンターで行われる東レ・パンパシフィックだ。
2日前、天才少女ガウフと対戦した時は完璧なプレーを見せた大坂。
試合後、敗者ガウフをいたわり、目に涙をためているガウフをオンコート・インタビューに誘った。その大坂の優しい振る舞いは、世界から感動を呼んだ。
USオープンがその時の感動的な試合を「テニス史に残る感動」と6分30秒のYouTubeにまとめている。
WTAの公式サイトでは「テニスの神、フェデラー感動 大坂ガウフ戦」との見出しで伝えた。
レジェンドのナブラチロワ、USオープンに8強になっているフェデラー、NBAの名選手コービー・ブライアントなど世界のトップアスリート達が「スポーツマンシップ! テニスの未来の姿!」と、大坂の優しさと純粋さからの行動によって起こった感激を絶賛していた。
そんなこともあり、大坂への応援は凄かったのだが。
「(ベンチッチのテニスが)素晴らしかった。作戦通り本当にきっちりとプレーしていたのだろう。
私は試合を通して思うように動けなかった。
(痛めていた)左膝も少し気になった。」
「この夏のシーズンを通して、いいプレーができた。
もちろん2連覇を目指していたので、悲しい気持ちはあるが、このUSオープンから多くのことを学べた。」
大坂なおみ競り合い
テニスの楽しさ取り戻す
オープニングゲーム、大坂は30-40からダブルフォルトで、いきなりサーブを落とす。
ベンチッチはダブルフォルトで始まるが、4ポイント連取でキープする。
0-2になると、大坂に対する応援の拍手が沸き起こってくる。2日前のガウフに対しての優しさに感動したファンの拍手だろう。
大坂30-40になってしまうと、さらに大きな応援の拍手が。
4回のデュース、ブレーク・ポイント4回をしのぎキープする、声援と共に大きな拍手が増す。
応援に後押しされ大坂はブレーク・バック、2-2とする。
5-5、大坂のサーブ、ベンチッチ、カウンターからネットにつめボレーで決め30-40とブレーク・ポイントを握る。
大坂のナイスサーブに押され、ベンチッチは短いリターンを返す、ネットに出された大坂だが、パスを決められサーブを落とす。
ベンチッチ、6-5、サービング・フォ・ザ・セット、ダブルフォルトもあったが、40-15とセットポイント。
なんとまたダブルフォルト、ベンチッチも勝ちが見えてプレッシャーがあるのか?
しかしここで、バック深くへサービス・エース級、ベンチッチが7-5で取る。
第2セット
2-2、大坂が0-30となってしまうと、応援の大きな拍手が。
ベンチッチは大坂のバックのドライブ・ボレーを合わせてパスを決めた。
0-40、凄いベッチのプレーだ。
ここでダブルフォルト、大坂はサーブを落とす。(大坂から2-3)
第8ゲーム、大坂リターン・エースなど決めるが、ベンチッチが5-3とキープ。
ベンチッチ5-4とリード。コートチェンジの時に大坂はメモを取りだし見ている。
できることをして試合が決まるまでベストを尽くす!ということなのだろう。
その姿勢は全豪オープンで勝ったころに戻ってきている。
しかしベンチッチも集中を切らさない。
40-0とマッチポイントを握る。
セカンドサーブをTに入れ、フォアのクロスを決めた。
敗れてしまった大坂だが、テニスの楽しさを取り戻したようだった。
東レPPO不参加??????
なぜならお好み焼き食べたい
「東レPPOはたぶん、たぶん、たぶん・・・。
私はあらわれないかも・・・しれない。」
「なぜなら、テニスをすることが考えられない。
いつも考えているのはたこ焼きのこと。
大きなタコの看板、フードストリート、お好み焼きも食べたい。
正直、食べ物のことしか考えていない。」
「冗談です。
絶対に大阪に行きます。
絶対にスーパーエキサイトしている東レPPOに戻ることを。
たくさんの人達がくることを望む。
楽しみたい。」
東レ・パンパシフィック。9月16日から、大阪の靱(うつぼ)テニスセンターで行われる。
賞金総額$57,238,700(約63億円)
会場:USTA Billie Jean King ナショナルテニスセンター
NY現地時刻(時差-13時間)
本戦:8/26-9/8,2019
オーダー・オブ・プレー
ライブスコア
大会日程
シングルス賞金(男女同額)
優勝:$3,850,000(4.3億円)
準優勝:$1,900,000(2.1億円)
ベスト4:$960,000(1.1億円)
ベスト8:$500,000(5500万円)
4回戦:$280,000(3100万円)
3回戦:$163,000(1800万円)
2回戦:$100,000(1100万円)
1回戦:$58,000(640万円)
賞金ブレークダウン($1=約110円)
USオープンは、WOWOWで8月26日~9月9日、連日生放送。ナビゲーター:伊達公子、解説:鈴木貴男、村上武資、神尾米、近藤大生、坂本正秀
記事塚越亘/西谷明美/森下泰/塚越景子 写真佐藤ひろし/TennisJapan