11月21,22日 マドリードで行われている男子テニスの国別対抗戦、デ杯ファイナル。
準々決勝、オーストラリア対カナダが行われ、カナダがオーストラリアを2勝1敗で破り、ベスト4進出を果たした。
第一試合で、世界ランク150位のV・ポスピシル(カナダ)が48位のJ・ミルマンを7-6 (9-7), 6-4のストレートで破る。
第二試合はD・シャポバロフ(カナダ)がA・デ ミノーとの20歳対決で6-3, 3-6, 5-7の逆転負け。
勝負は最終試合のダブルスに。ポスピシル/シャポバロフ組がピアース/トンプソン組を6-4, 6-4で破り準決勝に一番乗りを決めた。
スペイン対アルゼンチン、セルビア対ロシアの準々決勝は、共に最終戦のダブルスに勝負は縺れ、スペインはNo.1シングルスで勝利したナダルをダブルスに投入、ファイナル・セットに縺れながらも勝利。
セルビアもジョコビッチをダブルスにも投入、ファイナル・セットのタイブレークに縺れ、セルビアが6-5、7-6、8-7と3度のマッチポイントを掴むものの、8-10で落とした。
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期間:11月18~24日
会場:La Caja Magica Madrid
<<準決勝>>
ロシア vs カナダ
スペイン vs 英国
<<準々決勝>>
◎ロシア 2-1 ●セルビア
◎カナダ 2-1 ●豪州
◎英国 2-0 ●ドイツ
◎スペイン 2-1 ●アルゼンチン
準々決勝ドロー
グループAはセルビアが前年準優勝国で第1シードのフランスを2勝1敗で破り準々決勝に。
ナダル率いるスペイン、マレーのイギリス、オーストラリア、ドイツ、カナダが各グループ1位通過で準々決勝に進出した。
あと2ヶ国は、ロシアがまず4勝2敗で準々決勝進出。
3勝3敗にアルゼンチン、アメリカ、フランス、ベルギー、カザフスタンと並んだが、取得セット率でアルゼンチンが入り準々決勝進出になった。
■A組
1位 セルビア:2勝0敗(全勝敗:5-1)
2位 フランス:1勝1敗(全勝敗:3-3)
3位 日本:0勝2敗(全勝敗:1-5)
■B組
1位 スペイン:2勝0敗(全勝敗:5-1)
2位 ロシア:1勝1敗(全勝敗:4-2)
3位 クロアチア:0勝2敗(全勝敗:0-6)
■C組
1位 ドイツ:2勝0敗(全勝敗:5-1)
2位 アルゼンチン:1勝1敗(全勝敗:3-3)
3位 チリ:0勝2敗(全勝敗:1-5)
■D組
1位 オーストラリア:2勝0敗(全勝敗:5-1)
2位 ベルギー:1勝1敗(全勝敗:3-3)
3位 コロンビア:0勝2敗(全勝敗:1-5)
■E組
1位 イギリス:2勝0敗(全勝敗:4-2)
2位 カザフスタン:1勝1敗(全勝敗:3-3)
3位 オランダ:0勝2敗(全勝敗:2-4)
■F組
1位 カナダ:2勝0敗(全勝敗:4-2)
2位 アメリカ:1勝1敗(全勝敗:3-3)
3位 イタリア:0勝2敗(全勝敗:2-4)
●日本 0-3 ◎セルビア
●杉田祐一 26 46 ◎Krajinovic
●西岡良仁 16 26 ◎Djokovic
●内山靖崇/マクラクラン勉 67(5) 67(4) ◎Tipsarevic/Troicki
●日本 1-2 ◎フランス
●内山靖崇 26 16 ◎Tsonga
◎西岡良仁 75 62 ●Monfils
●内山靖崇/マクラクラン勉 76(4) 46 57 ◎Herbert/Mahut
デ杯、昨年までは世界の上位16チームによるトーナメントを1年かけて実施していたが、2019年から18チームがマドリードに集まり、1週間で優勝国を決める方法に変更された。
試合方法もシングルス2試合とダブルス、計3試合で決める。
5セットマッチも3セットに短縮するなどして行われる。
参加18ヶ国は、2018年のワールドグループ4強(クロアチア、フランス、スペイン、米国)と2月に行われたファイナル予選の勝者12チーム(日本、豪州、ベルギー、カナダ、チリ、コロンビア、ドイツ、イタリア、カザフスタン、オランダ、ロシア、セルビア)+ワイルドカード(アルゼンチン、英国)2チームの計18チーム。
その18ヶ国が6組に分かれて総当たりし、各組1位6チームと勝率上位2チームが決勝トーナメントに進む方式だ。
日本はAグループ、昨年準優勝のフランスそしてジョコビッチがいるセルビアと戦った。
記事:塚越亘 塚越景子 写真 H.Sato/TennisJapan