コロナウイルスの感染拡大はテニス界にも影響をあたえている。
来週、3月6、7日に神戸のビーンズドームで行われるデ杯、日本対エクアドル戦、正式名称:「2020デビスカップ by Rakuten ファイナル予選」は主催のITF(国際テニス連盟)と日本テニス協会の協議の上、無観客で開催されることとなった。

2月から4月にかけて日本ではATPツアーやWTAツアーの下部大会が毎週のように行われているが、これらの国際大会も影響を受けた。
今週2月24日(月)~3月1日(日)まで慶応大で開催予定だったATP 「慶応チャレンジャー」6週間後の4/13日(月)の週に順延された。

3月2日からの、「亜細亜大国際オープンテニス」「延期」又は「中止」
3月9日からの、「三菱電機・早稲田大インターナショナルテニス」「延期」又は「中止」
3月16日からの、「甲府国際オープンテニス」延期
3月23日からの、「筑波学MEIKEIオープンテニス」「延期」又は「中止」

女子も
3月2日からの、「横浜慶應チャレンジャー女子国際テニス」無観客試合
3月9日からの、「富士薬品セイムスウィメンズカップ in 大阪体育大」無期限開催延期
3月17日からの、「甲府国際オープンテニス」延期
3月24日からの「富士薬品セイムス ウィメンズカップ in 甲府」無期限開催延期となった。

3月30日からは、男女共催大会の「かしわ国際オープンテニス」「延期」または「中止」となった。

この時期は男子は7大会が7週間。女子は6大会が6週間と続き、世界を目指す日本のプレーヤーも多く参戦、地元日本でポイントを稼ぎ世界に躍進するきっかけをつくるのに非常に大切な時期でもあったのだが、延期や中止になっている。
2020年日本国内 国際大会予定PDF

第42回全国選抜高校テニス大会 中止

今やトップ100の内山靖崇、2018年290位で慶応チャレンジャーで優勝


中国での4つのATPチャレンジャー⼤会がコロナウイルスの影響で中止になったために今年の慶應チャレンジャーは4月に移動。
中国はデ杯でもコロナウイルスの影響で代表選手が出国できないため対戦を棄権、ルーマニアの不戦勝が確定している。

記事:塚越亘/塚越景子 写真:TennisJapan