ATPツアー「デルレイビーチ・オープン」に準優勝した西岡良仁(ミキハウス)は会場から空港に直行、ATP500ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権に移動、2月25日(火)には1回戦でP-H・エルベール(フランス)と対戦したが、5-7、2-6で敗れた。

厳しい予選を勝ち上がった内山靖崇(北日本物産)は1回戦で盧彦勳(台湾) を3-6、6-1、6-2の逆転で勝ち。2回戦は第3シードのG・モンフィスと対戦する。
本戦ドローPDF版 本戦ドローnet版
内山、予選決勝では杉田祐一(三菱電機)に6-4、7-6(7)で競り勝った。予選ドロー

西岡を破りデルレイビーチに優勝したライリー・オペルカ(アメリカ)はアカプルコでのメキシコ・オープンに出場予定だったが、脚の怪我でプルアウト、それにより、予選決勝で敗れてしまったダニエル太郎(エイブル)がラッキールーザーで本戦に出場できたが、1回戦で韓国のS・クォンに2-6、6-2、3-6で敗れ、その幸運を生かせなかった。
クォンは昨年8月に初のトップ100入り。今月のツアー大会で3週連続8入り、ランキングも76位になった韓国期待の22歳だ。

このメキシコ・オープンは男女共催大会、日比野菜緒(ブラス)は1回戦でアランチャ・ラス(オランダ)を6-3、6-1で破り、2回戦では予選を勝ち上がってきた17歳のレイラ・フェルナンデス(カナダ)と対戦する。
日比野はヘザー・ワトソン(英国)と組ダブルスで8強入りしている。

日比野は2週間前のWTAタイ・オープンの準々決勝で世界4位のE・スビトリーナ(ウクライナ)を6-4、6-2で破る金星を挙げている。
予選には日比万葉(グラムスリー)が挑戦したが敗れた。

西岡良仁
ハードスケジュールには勝てず

エルベールとは西岡がツアー初優勝した時、2018年9月のATP250 深圳での決勝で対戦、西岡が7-5、2-6、6-4で勝っている。

第1セット、西岡、5-4、サービング・フォ・ザ・セットだったのだが、長旅の疲れか?イージーに見えるボレーをネットするなどで挽回を許してしまった。
最後まで良く闘ったがエルベールが押し切った。

日比野菜緒シングルス2回戦、ダブルス8強

記事:塚越亘/塚越景子 写真by メキシコ・オープン