森田あゆみ(テニス)
20日、女子国別対抗戦フェドカップ・ワールドグループプレーオフ(入替戦)の日本対スペイン戦が行なわれ、大会1日目のシングルスに世界ランク43位の森田あゆみ(23歳)と同89位の土居美咲(21歳)が登場。

第1試合、土居は同23位のカルラ・スアレス・ナバロ(24歳)と対戦したが、3-6、4-6のストレートで敗退した。

第2試合で、日本ナンバー1の森田が同65位のシルビア・ソレル・エスピノーサ(25歳)が対戦したが、森田も、2-6、3-6のストレートで敗れ、スペインがグループリーグ1部残留に王手をかけた。

第1試合でスペインのエースであるナバロと対戦した土居。土居は、第1セット、第1ゲームでナバロのサービスをラブゲームでブレーク。続く第2ゲームで土居は自身のサービスゲームをキープし、2-0と幸先よくリードを広げる。

しかし、第4ゲーム、第8ゲームでナバロにブレークを許し、第1セットは3-6で落とす。

第2セットでは、スピンボールを軸に試合を組み立てるナバロのプレーに、土居も食らいつくが、1ブレーク差、4-6でナバロが第2セットを奪取し土居は敗退した。

スペインが先勝し、第2試合目で森田は、エスピノーサの対戦。森田は、最初のゲームをラブゲームでブレークされ、第5ゲームも、エスピノーサにブレークを許した森田は、2-6で第1セットを落とす。

第2セット、森田はエスピノサから激しいラリーの中でポイントを奪取する場面も見られたものの、1ブレーク差の、3-6で取られ敗退。

日本は初日のシングルスを2試合とも敗退し、スペインがワールドグループ残留に王手をかけた。

2日目はシングルス2試合とダブルス1試合が行われ、第3試合で森田とスアレス・ナバロの両国エース対決が行われ、続く第4試合では土居とソレル・エスピノーサが対戦する。最後のダブルスでは、青山修子(25歳)/森田組とロウデス・ドミンゲス・リノ(32歳)/アナベル・メディナガリゲス(30歳)組が対戦することとなっている。

試合は1日目にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合、シングルス2試合が行われ、3勝したチームが勝利国となる。

※写真は、フェドカップ日本代表の森田あゆみ
Photo by Hiroshi sato