4月19日 バルセロナ オープン。
錦織圭(日清食品)の1回戦が行われ、錦織は50位、クレーコートを得意とするG・ペラ(アルゼンチン)のプレーに苦戦を強いられるが、2時間39分の激戦の末4-6、7-6(4)、6-2の逆転で破り2回戦に進出した。
2回戦では第13シード、これまたクレーコート育ちの24歳、C・ガリン(チリ)と対戦する。
試合は21日(水)11時開始の第4試合なので、日本時間では同日の真夜中ごろになるだろう。
これに勝つと3回戦での第1シードのナダルとの対戦が実現するかもだ。
錦織圭セット落とし
第2セットでは相手のサービング・フォ・ザ・マッチだった!!!!!!
今季のクレーコート初戦。
相手は左ききのペラ、
第1セット、2-2、錦織は15-40からデュースにするが5度目のブレーク・ポイントを落としてしまう。
第10ゲームでブレーク・バックのチャンスがあったが4-6。
第2セットは、第2、第4ゲームでチャンスがあったが、いかせずに、逆に第5ゲームを落とし2-3。
ペラにキープされ2-4とピンチ。
第8ゲーム、この試合初めてのブレークでき、4-4とする。
錦織はサーブをキープし、5-4とする。
しかし第11ゲームを落とし、5-6。
第12ゲームではペラに6-5、サービング・フォ・ザ・マッチ。大ピンチ!!
この土壇場を錦織は0でブレークバック6-6のタイブレークに持ち込む。
タイブレークは0-3となるが、6-4と挽回、ペラのバックがネットでタイブレーク7-4で取り返す。
ファイナルセットのオープニングゲームを錦織はブレーク。
第2ゲームでダブルフォルトなどを犯し、15-40とピンチになるが、キープすると第3ゲームもブレークし3-0とリード。
ブレーク・ポイントを握られたがキープし、4-0。
第6ゲームを落とし4-2になったが、第7ゲームをブレーク5-2。
サービング・フォ・ザ・マッチではサービス・エースなども決め6-2。
2時間39分の激闘に勝利した。
「多くのチャンスがいかせず、試合中はストレスがあった。特に第2セットは。
タイブレークでは冷静にいるように努め、ファイナル・セットではプレーが良くなった」
錦織圭 オンコートインタビュー
最後は日本語で!
Heartfelt victory for Kei Nishikori in his first round in Barcelona
大会名:バルセロナ オープン Banc Sabadell
ATPカテゴリー:€1,702,800 ATP Tour 500 Barcelona Open
48ドロー、レッドクレー
会場:Real Club de Tenis Barcelona
バルセロナ現地時刻(時差-7時間)
期間:4/19 – 4/25,2021
第1シードはR・ナダル(スペイン)、第2シードはS・チチパス(ギリシャ)、第3シードはA・ルブレフ(ロシア)、第4シードはD・シュワルツマン(アルゼンチン)。
WOWOWオンデマンドで連日放送
記事:塚越亘 塚越景子 写真:バルセロナ オープン Banc Sabadell