錦織圭ポルトガル出場 「トップ10カンバック」できるとナダル

4月26日からポルトガルで行われるATP250 エストリル・オープンのドローができた。

急遽ワイルドカード（主催者推薦）で出場することを決めた錦織圭（日清食品）は第4シード。28のドローの大会なのでトップ4シードは1回戦はなくbye。錦織は2回戦から登場だ。

錦織は元世界5位、34歳のベテラン ケビン・アンダーソン（南アフリカ） 対 1月に23歳になった、最高ランキング29位、アメリカ期待の フランシス・ティアフォー（アメリカ） の勝者と対戦する。
錦織の初戦である2回戦は28日（水）の予定。オーダー・オブ・プレー

ダブルスではマクラクラン勉（イカイ）がクラーセン（南アフリカ）と組み第2シードとして出場する。

シングルスの第1シードはデニス・シャポバロフ（カナダ）。

「ケイはトップ10カンバックできる」とナダル
それにしても
錦織圭vsナダル戦は凄かった!!!

【バルセロナオープン】
＜＜3回戦＞＞
●錦織圭 0-6 6-2 2-6 ◎ラファエル・ナダル

前週のバルセロナ オープンは第1シードのラファエル・ナダルが第2シードのS・チチパス（ギリシャ）を6-4、6-7 (6)、7-5、3時間38分の激闘のフルセットで破り、12度目の優勝を果たし幕を閉じた。
3時間38分はATPによると、計測の始まった1991年以降で最長の3セットマッチの決勝との事。

錦織にとってバルセロナオープンは今季初のクレーコートでの試合、1回戦ではアルゼンチンそして2回戦ではチリとクレーコート育ちの強敵をフルセットで破り、3回戦でナダルに挑戦した。

第1セットこそ0-6だったが、3度のブレーク・チャンスがあった。
第2セットでは第2ゲームで初のサービスキープをすると、攻めのテニスで6-2で取り返す。
ファイナル・セットでも最初のゲームも含め5度のブレーク・チャンスがあり、ナダルを苦しめていた。

「ケイは素晴らしいレベルのテニスをしていた。
あのプレーは、現在のランキングに見合っていない。
ヘルシーでいれば、十分にトップ10に戻れる」とナダルは錦織がカンバックしてくるだろうと試合後の記者会見で語る。

そう言えば2008年、錦織はウィンブルドン前哨戦クイーンズでナダルと初めて対戦した。
スコアは4-6 6-3 3-6だったが、ナダルは18歳の錦織の印象を
「ケイは必ずトップ10に入れる」と言っていた。

ナダルの言葉は信じられる。

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— Kei Nishikori (@keinishikori) April 25, 2021

エストリル・オープンのーナメントディレクターと錦織圭

記事:塚越亘 塚越景子 写真:Millennium エストリル オープン